不動産クラウドファンディングのトモタクです。

私たちは、10万円から不動産投資家にを合言葉にスマホ1つで始められる、不動産クラウドファンディングを運営しています。

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今回から何回かに分けて、資産運用の基礎知識について紹介していきます。

不動産クラウドファンディングへの投資はだけでなく、株や投資信託、様々な現物投資を視野に入れている場合にも通用する考え方ですので、一読して損はありません。

ぜひ、最後までお付き合い下さい。

リスクをどう認識していますか？

私たちは『リスク』という言葉を聞くと『危険』『予想通りに事が進まない』『損をする可能性がある』といったイメージを連想してしまいますよね？

言葉の意味については、そんなマイナスのイメージを抱いていしまいます。

『リスク』という言葉が出てくると、どうしても私たちは”身構えて”しまうのです。

しかし、投資や資産運用の世界で『リスク』を同じように解釈してはなりません。あなたは、投資や資産運用における『リスク』について、どう認識していますか？

リスクとリターンは表裏一体

投資や資産運用の世界では、リスクとリターンは表裏一体だと考えられています。

このようなフレーズは、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

『リスクとリターンは表裏一体』というのは、言い換えれば”リターンが期待できる代わりにリスクもある”ということです。

近年では、大きなリータンを得られる可能性のある投資先としてBitcoin（ビットコイン）の話題を耳にするようになりました。

”億り人”という言葉が世間を賑わせ、瞬く間に話題から消えたように、ここ数年で100倍～数百倍に価格が上昇し、一か月もしない内に40％近く下落したりと、現状ではなかなか相場が安定しません。

このように、一気に価格が上昇するような大きなリターンが期待できる反面、短期的に大きく下落する可能性も十分あるリスクの大きい投資先です。

相場が大きく上昇する可能性があるなら、それと同じくらい下落する可能性があります。

つまり表裏一体です。

逆に、最も安全とされる投資先は『銀行預金』ですね。

2022年5月現在の、銀行の定期預金金利は0.002％です。

利息の計算はいたしませんがリターンは、（ほぼ）0円です。それでも、預けた資産が目減りするリスクは一切なく、極めて安全な運用先ということになります。

Bitcoin（ビットコイン）に100万円投資した場合、資産が100倍になる可能性もあるから、その分100分の1に縮小する可能性もあります。

定期預金は、お金が増える可能性はありませんが、同時に減る可能性もありません。

リスクとリターンは表裏一体です。

リスクとは振れ幅

ここまでのお話の中で、資産運用における『リスク』の捉え方が少し変わってきたのではないでしょうか。

投資や資産運用におけるリスクとは『危険度合』ではなく『振れ幅』を意味しているのです。

例えば、利回り10％の意味を説明すると次のようになります。

「資産が10％増える可能性もあるけど10％減る可能性もある」という『振れ幅』を表しています。

決して「元金が10％の確率で0円になる」というリスクではありませんし「損をする確率が10％ある」という意味でもありません。

あくまで、資産運用の「振れ幅」になります。

ただし、経済というのは常に成長を目指していて、長期的には必ずプラスに転じていることがこれまでの歴史の中で証明されています。

長期的な運用をする過程で、資産の上振れ、下振れはあるものの最終的には上昇局面に転じるということを理解して下さい。

リスクとは『振れ幅』であることを知っておきましょう。

リスクは情報でコントロールすれば怖れることはない

ここまでお読みいただいたあなたは、資産運用におけるリスクとは『振れ幅』に過ぎないということが、ご理解いただけたと思います。

他の記事でも書かせていただきましたが、資産運用とは長期運用が前提です。

運用の過程では、資産が上振れ・下振れすることも当然ありますが、長期的には上昇します。

「リスクを取る」という言葉があります。

それは、「えぃ！やぁ！」と投資の世界に飛び込むことではなく、投資先にあるリスクを直視してリターンとのバランスを考慮しながら、正しい行動を選択することです。

”リスクの直視”とは、様々な情報を賢く収集して判断を取捨選択することです。

”事実”にあたる、データを分析することで、リターンとの比較ができるようになり、自分自身が納得できる選択をすることが可能になります。

正しい情報を、たくさん収集することで、次第にリスクのコントロールができるようになるわけです。

リスクという「振れ幅」を怖れることなく資産運用をスタートしましょう。

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