不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
私たちは、10万円から不動産投資家にを合言葉にスマホ1つで始められる、不動産クラウドファンディングを運営しています。
いつも応援ありがとうございます♪
今回から何回かに分けて、資産運用の基礎知識について紹介していきます。
不動産クラウドファンディングへの投資はだけでなく、株や投資信託、様々な現物投資を視野に入れている場合にも通用する考え方ですので、一読して損はありません。
ぜひ、最後までお付き合い下さい。
『時は金なり』この言葉の意味を深く考えてみたことはありますか?
なんとなく『時間をお金のように大切にする』という意味で、私たちはこの格言を使っていますよね?
ですが『時は金なり』という言葉を紐解くと、つみたて投資の重要性にたどり着くことができるのです。
かの有名なアルベルト・アインシュタインは次のような名言を残しています。
『複利こそが宇宙で最も強力な力だ』
これは、投資したお金だけでなく、利息にも利息がつくという考え方に基づいています。
ゆっくりと時間をかけながら、それでも確実にお金を貯める秘訣は再投資(複利)にあるのです。
複利投資のメリットについてはこれまでも何度か説明してきました。
過去に書かせていただいたブログ『単利と複利の違いとは? | 資産運用でこれだけは覚えておこう』では単利と複利の違いを説明し、実際にそれぞれに投資してみた場合のシミュレーションを記載しています。
なぜ、複利が有利で魅力的なのかについては、ここでは割愛しますが、毎年10万円を10%のリターンがある投資先に10年間継続した場合に、単利と複利では最終的に60万円の差が出ます。20年、30年と続けた場合には、その差はさらに広がるのです。
『72の法則』についてあわせて考えていきます。この法則は、元本が2倍になるまでの期間を計算する方程式です。
例えば、年利5%の金融商品に200万円を投資したとします。すると、72÷5=14.4年で200万円が400万円になります。
当然、利回りが高いほど、元金が倍になるまでの期間は短くなります。6%だと12年、7%だと10.2年、8%だと9年、10%だと7.2年というような感じです。
『72の法則』は、私たちの投資をより魅力的なものに映します。
時間は使い方によって、とてつもない力を発揮します。
「Time is Money - 時は金なり」これは、米政治家のベンジャミン・フランクリンが1748年に若い社会人向けにしたアドバイスが語源とされています。
日本では度々『時間をお金のように大切にする』という意味で使っていますよね?
これは、もっとも直接的な意味合いがあるのです。
彼は、この格言を実例で示しています。
ベンジャミン・フランクリンが1790年に亡くなったとき、彼の愛するボストンとフィラデルフィアの両都市に対して、それぞれ5000ドルの遺産を贈ったと言われています。そして、その遺言で5000ドルを投資するように指示し、100年後と200年後に公共事業費として引き出してもよいと記していました。
100年後に2つの都市は、50万ドルを引き出すことが出来たそうです。200年後の1991年、両市は合計額を受け取りました。その額なんと、約2,000万ドルです。複利で再投資をし続けた結果、200年後には、約4,000倍にまで膨れ上がったことになります。これが『複利の力』であり『時間の力』です。
まさに『時は金なり』ですね。
『投資はタイミング』という言葉もよく耳にします。
株式投資であれば相場が”いい”タイミングで始めたい。他にも、まとまった投資資金を確保出来たタイミングで一気に始めたい。
このように考えている人は非常に多いはずです。
ですが、投資で成果を収めるために必要なことは、相場のいい時を見定めることでもなく、まとまった投資資金を貯めることでもありません。重要なのはいつ投資を始めるかなのです。
投資で大切なことは『いつ投資を始めるか』であることについて、二人の投資家兄弟(一郎さんと次郎さん-仮名)のエピソードをご紹介します。
二人はごく一般的な会社員だった双子の兄弟です。
彼らは定年退職を迎え、年金生活をスタートさせようとしています。二人とも、現役時代から投資には前向きで積極的に運用をしてきました。そのため、老後生活は安心かと思われていましたが、実際はそんなことがなかったようです。。。
兄の一郎は、彼が20歳になった時に投資を始めました。偶然にも、彼のアルバイト先の先輩から投資に関するアドバイスを受けて愚直にそれを実行したようです。彼は誕生日を迎えると、自分へのプレゼントとして40万円を株に投資しました。そして、20年が経過し、彼が投資したお金は総額で800万円になりました。
その間、結婚もして子供も大きくなり、徐々に、毎年40万円の投資資金を確保するのが難しくなったこともあってか、40歳の時には資金を投じるのを辞めてしまいました。資金を投じるのを辞めることは、決して本望ではありませんでしたが、それでも、これまで投資した分の配当については、きちんと再投資していたようです。
一方で弟の次郎は、老後資金の準備を兄が資金を投じるのを辞めた40歳から始めました。
彼は定年退職を迎える65歳まで、毎年40万円を25年間投資し続けたのです。その結果、次郎の投資資金は兄の一郎よりも多い1,000万円に到達したのです。
さて、兄の一郎と弟の次郎の投じた資金を改めて整理します。
兄の一郎は、40万円を20年間投じたので合計800万円。
弟の次郎は、40万円を25年間投じたので合計1,000万円。
二人とも、配当は全て再投資に回す徹底ぶりでした。
兄の一郎は、20歳~40歳までの20年間に元金を投じて、それ以降の25年間は配当のみを投資していましたが、弟の次郎は、40歳~65歳までの25年間に元金と配当を投資に回していたという点です。
その結果、
実際に投じた金額は弟の次郎の方が多いのにも関わらず、兄の一郎の資産の方が圧倒的に多い状況です。
この教訓はとてもハッキリしています。投資にとって大切なことは、投資資金ではなく運用期間だということです。
確かに、目的に応じた資金を貯めることは簡単なことではありません。それでも、貯められない理由を並べていても何も始まらないのも事実です。
あなたが、堅実にお金を貯めていくためには、賢くなければなりません。
これまでの説明で十分理解できたと思います。
そうです。ゆっくりと時間をかけなければなりません。
ゆっくりと、でも、いまから始めることが何よりも大切なことなのです。
投資には時間が何よりも大切で何よりも効果をもたらすということはお分かりいただけましたか。
いまから始めることができる投資はたくさんあります。株式、投資信託、債券、現物など。これらは証券会社の口座を開設すれば、スグ始められます。
不動産クラウドファンディングのような、『IT×金融×不動産』のような新たな金融商品もたくさん出てきました。
最近では、オンラインで全ての手続きが完了できますので、口座開設に時間がかかりません。口座を開設するために必要な本人確認についても、これまでのように身分証を郵送したり、本人限定郵便で、住所の整合性を確認したりといった面倒で厄介な作業も原則必要ありません。スマホのセルフィーで顔写真を撮影して、顔写真付きの身分証明書をアップロードするだけで照合できます。
スマホ一台あればすぐに始められますので、今すぐ始めてみましょう。
先ほど『株式、投資信託、債券、現物など。これらは証券会社の口座を開設すれば、スグ始められる』とお伝えしました。
証券口座を一つ開設すれば、大抵の商品や投資先に資金を投じることができます。それは、国内であっても海外であっても一緒です。”ネット証券”なんかは、スマホ一台であらゆる資産に投資することができるので、とても便利だと思う反面、一人ひとりの知識や情報に依存してしまうというデメリットもあると私は思います。
『投資先のアイテム数が多い』ということは、一見便利なように見えますが”迷い”が生じてしまうため、多くの方にとっては難しいと感じてしまうのです。
そして結局、「もう少し勉強してから」とか「先に情報収集をしよう」といった感じで、投資機会を先送りしてしまうのです。
今回のテーマの視点では、それでは本末転倒になってしまいます。
なぜなら、投資にとって大切なことは、投資資金ではなく運用期間だからです。
「選択肢が多いことで選べない」
このことについては『ジャムの法則』という有名な実験事例があります。この法則についての詳細はここでは控えますが、選択肢を狭めることは、事業者とって投資家にとっても大きなメリットがあるということです。
不動産クラウドファンディングについては、原則的に『1募集・1ファンド』になります。投資家は選択に迷うことはありません。
現在進行で募集しているファンドは、事業者(もともと不動産業を主業としていた事業者が多い)が厳選した物件をファンド組成しています。ですので、それぞれの配当方式(キャピタルゲイン・インカムゲイン・またはその両方)に対して最適なファンドを事業者は組成します。
そして、不動産クラウドファンディングの大きな特徴は、事業者も出資している点です。これを『劣後出資』といいますが、事業者自身も損失を出すわけにはいきません。
それだけ、盤石な物件と仕組みを準備していると解釈できます。
知識や情報の格差が投資パフォーマンスに左右されないのが不動産クラウドファンディングの特徴になります。
不動産クラウドファンディングでは少額から不動産投資を始めることができます。
一口1万円から投資できるファンドもあれば、一口10万円から投資できるファンドもあります。多くの事業者は定期的なサイクル(1ヶ月に1回、2ヶ月に一回など)でファンドを組成していますので、少しずつ無理のない範囲で投資をしたいあなたにピッタリの投資方法だと思います。
繰り返しになりますが、投資では投資元金の大きさよりも投資期間の長さが未来の資産に大きく影響します。
ですので、少額からでも、自分のペースでのんびりとコツコツ投資をすることが推奨されます。
投資にとって重要なのはタイミングはありません。重要なのは時間です。
少額でも構わないので、資金を少しだけ投資に回してみて下さい。最初のうちは、思うような成果が出ないので、楽しさを実感できないかもしれません。
これは仕方のないことです。なぜなら、投資資金は少額なのですから。
利回り5%の投資先に投資した場合、100万円を投資すれば、年間で5万円の配当を受け取れます。1,000万円なら50万円です。しかし、10万円なら5,000円、10,000円なら500円です。これだけは、時間を使って解決していくしかありません。
時間を使えば、あなたの投資元金は大きく増えますし、それによって、受け取る配当も大きくなります。
最初の内は辛抱が続くかもしれませんが、少しずつでも増えていく様を目にしながら、そのプロセスを楽しむほかありません。
『時は金なり』時間を大切にすることを意識して投資を始めてみて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
トモタクでは、クラウドファンディング化によってファンド組成の頻度を上げていく予定です。
ファンドの募集状況については、ファンド一覧ページ(https://www.tomotaqu.com/fund_list/ →)をご確認下さい。
オンライン完結型のファンドに出資する場合は、投資家登録が必要になり予めデポジット口座への投資資金の振込(※先着順の場合)が必要になります。
投資家登録の手順は、会員登録後、住所や電話番号などの基礎情報をご入力いただき、本人確認手続き(外部サイト)へ移行し手続きを完了させる必要があります。
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残りは、デポジット口座に投資資金の振込を済ませて募集開始時に出資手続きを行います。
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