不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
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こんにちは、10万円から始められる不動産クラウドファンディングのトモタクです。
不動産クラウドファンディングとJ-REITはよく間違えられます。それだけ似ている部分が多い、ということですが、どちらがおすすめなのでしょうか?
今回は、不動産クラウドファンディングとJ-REITについてご紹介していきたいと思います。
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少額から投資が行えることや資金を集めて運用をする点、対象が不動産であることから、混同されてしまう不動産クラウドファンディングとJ-REIT。
どちらがいいのでしょうか。
そのポイントは「リスク許容値」によって異なるといえます。
リスク許容値とは、リスクをどの程度まで許容できるのかを判断するものです。そのリスク許容値は人によって異なります。環境や性格、生活や収入によっても違いが出てくるといえるでしょう。
このリスク許容値は投資商品を選ぶ際に、ポイントになります。
今回で言えば、リスクを抑えて、安定した投資を行いたい方は不動産クラウドファンディングがおすすめです。逆にリスクはある程度考慮でき、価格変動による大きな運用益を得たい方はJ-REITがおすすめです。
両者の特徴や違いを理解することで、リスク許容値が見えてくると思います。
違いに関してはこちらの記事をご覧ください。
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不動産クラウドファンディングとJ-REITには共通するメリットがあります。それが理由で、混同されてしまうのです。
両者に共通するメリットは以下の3つです。
不動産クラウドファンディングもJ-REITも一口1万円からと少額で不動産投資が行えます。
通常、実物不動産投資の場合、不動産を所有するために、まとまった資金が必要になります。しかし、不動産を小口化し、多くの投資家から出資を募るため、一口あたりの出資金額が少なくて済むという点がメリットとして挙げられます。
不動産クラウドファンディングもJ-REITも運用を任せられて手間がかからないという点がメリットとして挙げられます。
不動産クラウドファンディングの場合は、不動産特定共同事業の許可を取得した事業者が運営を行います。一方のJ-REITは、投資を専門的に担う不動産投資法人が行います。
どちらも出資をしたら、リターンを待つだけでとても手軽です。
不動産クラウドファンディング、J-REITは共に不動産を運用することで得られる賃料収入のインカムゲインと売却することで得られるキャピタルゲインがリターンです。
対象が不動産であるため、比較的安定したリターンが得られるといえます。
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J-REITには、特筆すべき投資家を保護する仕組みはありません。
しかし、不動産クラウドファンディングには「優先劣後出資」と「マスターリース契約」があります。
優先劣後出資とは、投資家を優先出資者、事業者を劣後出資者として分けて扱う仕組みです。利益は優先出資者から、損失は劣後出資者から負うことになります。
優先出資と劣後出資の割合が重要で、万が一損失が出た場合も劣後出資者の範囲内であれば、投資家の元本に影響はありません。
一方のマスターリース契約は、第三者である不動産会社と賃貸借契約を結ぶものです。
この契約により、空室リスクを避け、安定したインカムゲインを得ることができます。
どちらも、元本割れリスクを低減するための仕組みです。
そのほか、出資金を信託銀行で分別管理する仕組みが「デポジット口座」などがあります。
リスクを0にすることは難しいものの、不動産クラウドファンディングは少しでもリスクを低減するための措置を行っているのです。
なるべくリスクを抑えて、リターンを得たい方は、やはり不動産クラウドファンディングをおすすめします。
不動産クラウドファンディングについてもっと知りたいと思った方はぜひ、下記の記事をご覧ください。
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少額から投資が行えて、運用はお任せできる点や対象が不動産であることなど、何かと共通点の多い不動産クラウドファンディングとJ-REIT。
似ているからこそ、どちらを選ぶべきか迷ってしまいますが、私はリスク許容値で選ぶえきだと思います。
安定して、リスクをなるべく抑えたい方は不動産クラウドファンディングがやはりおすすめではないでしょうか。
優先劣後出資やマスターリース契約などといった投資家を保護する仕組みが整っているということからもいえます。
しかし、大切なのは、分散投資をすることです。不動産クラウドファンディングでもJ-REITでも、必ずリスクは存在します。投資商品で出た損失を投資でカバーするためにも、投資先を分散するようにしましょう。
トモタクは投資家の方が安心して投資を楽しんでもらえるよう優先劣後出資、マスターリース契約をファンド毎に採用しています。
ぜひ、投資先の一つにトモタクを加えてみてください!