不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
こんにちは、不動産クラウドファンディングのトモタクです。
不動産クラウドファンディングについて知ると出てくるワードの中に「長期投資」というものがあります。
「長期投資」をご存じですか?そもそもの意味やメリットなどを踏まえて、今回ご紹介させていただきます。
長期投資とは10年などの長期間で運用することを指します。長い期間をとることで、リスクのコントロールが可能となるため初心者の方には特におすすめしたい方法です。
ただ、投資の期間が長いだけではありません。配当金や利益を投資資金に回し、効果的に資金を増やしていく方法です。
先ほど10年と数字を出しましたが、運用期間の明確な定義はありません。資産を大きく増やすためには20年~30年以上の運用期間が必要だと言われているため、そこを目安にするといいかもしれません。
ちなみに「短期投資」もあります。短期投資は1日もしくは数日~数週間で取引ができるような方法を指します。短期投資では値動きを争って常にチェックし、細かな利益を狙っています。
長期投資と比べると専門知識や経験はもちろん、判断力も必要となりハードルが高い印象です。
長期投資には短期投資にはないメリットがさまざまあります。それぞれ確認していきましょう。
長期投資のメリットを考えた時に、まず、挙げられるのが「複利効果」ではないでしょうか。
複利効果とは運用で得た収益を元本にプラスして、再び投資をし利益が利益を生むことです。
元本100万円、利回り3%で5年運用する際の複利は以下の通りです。毎年利息を元本に加えて運用するため、利益が利益を生み、資産がふくらんでいきます。
長期投資はこの複利効果を活かすことができます。
短期投資の場合は、日々の値動きの変動を常にチェックしていきます。上がる時は良いですが、下がってしまったタイミングはメンタル的にもダメージが出てしまいます。
しかし、長期投資の場合は数十年と先を見据えた運用です。短期間で見た損失も長期的に見れば、利益は上がっていくものです。値動きに左右されることも少ないので、前向きに投資が行えます。
長期投資では短期投資に比べるとリスクのコントロールがしやすくなります。
先ほども少しお伝えしましたが、短期間で急激な上昇・下落があったとしても長い期間でみれば、それらは一時的なことです。ですから、長い期間投資をすることで、安定した運用が期待できます。
メリットがあるようにもちろん、デメリットも存在します。把握した上で自身の投資スタイルに合っているかを確認しましょう。
長期投資は投資で得た利益を元本にプラスしてさらに投資を行うことで効果的に資金を増やすことができます。そのため、利益確定までには時間がかかってしまいます。
短期売買のように頻繁に利益を得たい方には不向きの方法かもしれません。
先ほどリスクコントロールしやすい点をメリットとしてお伝えしました。しかし、必ずしも失敗しないわけではないことは把握しておかなければなりません。
元本割れになる可能性もあります。
また、数十年先の未来はなかなか想像できません。失敗してしまう可能性も充分あり得ることは忘れず、リスク対策をとるようにしましょう。
不動産クラウドファンディングは「ミドルリスク・ミドルリターン」で他の投資に比べても長期で安定した収益を得ることができます。
それに理由があり、不動産クラウドファンディングの仕組みに関係しています。複数の投資家を対象とし、資金を調達し不動産の取得や運用を行っていきます。そこで出た利益は分配金として投資家に配当されます。
ポイントは複数の投資を対象としているということです。権利が分散されているため、少額から投資が可能となります。
他の投資手法に比べて、資金が少なくてもできるので無理なく継続的に投資ができるわけです。長期で見た時の複利の効果も期待できるので、長期投資の中でも特におすすめしたい投資方法です。
長期投資は時間がどうしても必要になるため、始めるならなるべく早く始めることをおすすめします。将来の自分がより豊かに生活ができるように時間を味方につけて、資産を成長させていきましょう!
もしかしたら、今がそのタイミングかもしれません。