不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
こんにちは、10万円で始められる不動産クラウドファンディングのトモタクです。今回、不動産クラウドファンディングの始め方をご紹介させていただきます。例として、トモタクをベースに手順を解説します。
投資家たちから募った資金で不動産を運用し、そのリターンとして分配金を受け取る不動産投資型クラウドファンディングです。
クラウドファンディングを介して小口化することで、不動産投資を気軽に行うことができます。
不動産の購入資金の調達などを目的として、1口10万円という小口化商品として分割して出資を募ります。募集ファンドに対し、投資家が出資を行います。
元本を保証することは禁じられていますし、投資のためリスクはあります。しかし、投資をより安全に楽しんでいただくために、投資家を守る仕組みがあります。
主に事業者で採用されているものは2つです。
優先出資者である「投資家」と劣後出資者である「事業者」の出資金を分けて扱います。運用において損失が発生した場合、先に劣後出資者である事業者の出資金から損失が補填される仕組みです。
これにより、投資家は元割れするリスクが少なく、損失を被りにくくなります。
マスターリース契約(特定賃貸借契約)とは、不動産会社が所有者から不動産を一括して借り上げ、これを転貸する契約のことをいいます。
事業者が不動産会社とマスターリース契約を結ぶことにより、賃料収入がある程度保証され、出資者に対して安定的に分配を行うことができます。
ご紹介した2つについて詳しく解説しています。ぜひこちらの記事もご覧ください。
不動産クラウドファンディングは以下の流れで始めることができます。
まずは、投資家登録を行います。出資する事業者に会員登録することで、投資家登録ができます。
会員登録には名前や生年月日などの個人情報とは別に、本人確認書類が必要となります。
出資申し込みは以下の手順で行えます。
マイページにログイン後、振込口座に出資金をお振り込みます。
募集中のファンドを選択し、出資口数を入力します。
トモタクでは「トモタクポイント」がございます。ご利用の際にはここで、利用ポイント数を入力します。
以上の3つを確認しましょう。
個人情報保護方針:収集した個人情報をどう扱うのかなどを、サイトの管理者が定めた規範のことです。
契約成立前書面:「手数料」や「リスク」など、重要事項を記載している書面のことです。 金融商品取引法により、契約締結前に事業者は当該書面を交付することが原則義務付けられています。投資家はそれに対し同意する必要があります。
電子取引業務に係る重要事項:事業者は不動産特定共同事業法に基づき電子取引業務に係る重要事項を説明する必要があり、それに対し投資家は同意することで、出資申し込みが可能となります。
出資したファンドの配当金を確認し、払戻申請を行います。このとき、必ず注意事項を確認するようにしましょう。銀行口座への送金に関しては、マイページまたはメールにて確認が可能です。
また、配当金を利用して他ファンドへの出資も行えます。
「投資のしやすさ」・「案件の質」・「運営会社」で、選ぶようにしましょう。
「投資のしやすさ」は、案件の運用期間や出資金額などから判断できます。
トモタクでは1口10万円から出資が可能です。
運用期間についても6ヶ月~1年程の短期間なので、流動性も比較的高く、投資しやすくなっています。
「案件の質」は、物件の情報で判断できます。どのぐらい情報が開示されているかが大切です。情報の多さは信頼に繋がります。
また、リスクへの対策がなされているかも重要です。先ほどご紹介したマスターリース契約は、ファンドによって異なるため、確認するようにしましょう。
不動産クラウドファンディングは不動産特定共同事業の許可または登録をした事業者のみが行えます。
そのため、ある程度信頼できますが、運用会社の情報を把握することも大切です。自身の資金を預けるので、信頼できる会社かどうかを判断しましょう。
今回はトモタクベースでの不動産クラウドファンディングの始め方をご紹介しました。
始める際に、ファンド選びも重要です。初心者の方であれば、判断しづらいこともあるかと思います。ぜひ、今回ご紹介したポイントを確認してみてください。