不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
こんにちは、10万円から始められる不動産クラウドファンディングのトモタクです。
不動産クラウドファンディング、不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンと言われています。
資産運用におけるミドルリスク・ミドルリターンはどういったことなのか。
おすすめの資産運用の種類についてもご紹介します。
リスクとリターンは、資産運用で使用されることが多く、バランスを表現するために使われます。
資産運用において、リスクとは「不確実なことや値動きの振れ幅」、リターンとは「資産運用によって得られる利益」のことを指します。
このバランスは表裏一体であり、ローリスク・ハイリターンは存在しません。
リスクとリターンのバランスは以下の3つに分けられます。
「ローリスク・ローリターン」は、資産が減るリスクは低いものの、その分、資産を大きく増やすことが難しいです。
一方の「ハイリスク・ハイリターン」はリスクこそ高いものの、得られるリターンも高いことが特徴です。経験や知識がないと、損失が大きくなる可能性が高い投資商品が対象で、初心者にはハードルが高くなります。
ローリスク・ローリターンとハイリスク・ハイリターンの中間が「ミドルリスク・ミドルリターン」です。ある程度のリスクを伴いつつ、中程度のリターンが期待できることを指します。
高いリスクを冒すことなく、安定したリターンを実現することができ、バランスが良く、初心者でも比較的安定的に運用することができるものになります。
また、資産を着実に成長させることができるため、中長期的に資産を増やしていくことに適しています。
中長期的に資産を増やせるため、複利効果を最大限に活用することもできます。
ミドルリスク・ミドルリターンの中でもおすすめの種類をご紹介します。
投資信託とは、投資家から集めた資金をまとめ、投資の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品です。その運用益を受け取ることができます。
投資家は、運用を委託する専門家と投資額を選ぶことができますが、運用そのものは専門家に任せることができます。ですから、高度な専門的な知識がなくても、資産運用が可能です。
また、投資信託は、プロが多くの異なる資産を組み合わせたポートフォリオを提供してくれるため、分散投資ができます。
商品によってリスクが均等に分散され、ポートフォリオ全体の安定性が高まります。
関連記事:株式投資と投資信託の違いは?
REITは「Real Estate Investment Trust」の略で、通称不動産投資信託です。
不動産投資法人が投資家から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資家に配当するものです。
不動産の取得から運営や管理は全て専門家が行うため、投資家が不動産を管理することはありません。
関連記事:不動産クラウドファンディングと似てる?REITを解説!
ロボアドバイザーは、AIを活用して投資アドバイスやポートフォリオ管理を行うオンラインプラットフォームです。
投資目標、リスク許容度、資産状況など、投資に関する質問に答えることで、その人に適したポートフォリオの提案を受けることができます。このポートフォリオには株式、債券、不動産、金などが含まれています。
アドバイス型と投資一任型がありますが、投資一任型であれば、運用を含めて全て任せることができます。
関連記事:投資にもAI⁈ロボアドバイザーとは?
不動産投資は、不動産を購入し、その不動産から収益を得ることを目的とするものです。
不動産投資の主要な収益源は、家賃収入=インカムゲインです。購入した不動産を貸し出し、入居者からの家賃を受け取ります。
入居者を確保できれば、毎月安定的に且つ、長期的に収益を得ることができます。
さらに、地域の需要や供給、改良、周辺施設の整備などにより、価値の上昇したことで、購入時よりも高く売却できた場合、キャピタルゲインを狙うことも可能です。
不動産クラウドファンディングとはインターネットを通じて、投資家から資金を集め、それを基に不動産のプロである事業者が不動産を取得・運用します。その運用益を投資家に対して分配金として償還する仕組みです。
不動産クラウドファンディングでは、投資家を守る仕組みを採用しているため、リスクを抑えながら、安定した利益を得ることが可能です。
不動産投資同様、インカムゲインやキャピタルゲインを受け取ることができ、中には両方得ることのできる案件もあります。
出資してしまえば、運用期間が終了するまで、ほったらかしでOKな投資です。
関連記事:初心者おすすめ!不動産クラウドファンディングの知識
ミドルリスク・ミドルリターンは、リスクとリターンのバランスが良く、安定性を求める投資家に適しています。
短期的に大きな利益を得るのではなく、中長期的にコツコツと利益を得たい方は、ミドルリスク・ミドルリターンの投資商品の選択がおすすめです。
バランスが良いといえど、絶対ではないので、リスク管理とポートフォリオの適切な設計が鍵となります。
自身の投資目標とリスク許容度を考慮し、ミドルリスク・ミドルリターンのアプローチを検討してみましょう。