不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
私たちは、10万円から不動産投資家にを合言葉にスマホ1つで始められる、不動産クラウドファンディングを運営しています。
少額投資を継続すること。
『時代の流れ』という言葉で片づけるのは少々納得がいかない気もしますが、今の世の中の状況を見た場合には、何らかの『お金の対策』は必要なのかな?と思います。
そんな私も会社からお給料をいただきながら生活をしているわけですが、一所懸命貯金をして将来受け取る年金をアテにするのではなく、皆さまと同じように少しずつでも継続的に投資をしていきたいと考えています。
私たちが投資をするにあたり、どのようなスタンスで始めればいいのかを一緒に考えていきましょう。
一昔前と比べると『投資』が身近なものになり、事業者の目線も下がってきているような気がします。
これも、インターネットやスマホが広く普及したことが原因だとは思いますが、時代背景が後押ししている部分も大きいのかな、と思います。
それでも、義務教育や一般教養で『投資』や『資産運用』について学んでいる諸外国の人と比べると、抵抗感を示したり、必要以上にリスクに感じたりするようです。
少し視点を変えますが、ここ2‐3年でだいぶ進んだと言われるキャッシュレス決済についても、諸外国と比べると遅れ気味です。
やや古いデータ(2019年)になりますが、海外・日本のキャッシュレス比率として、以下のような結果があります。
国名 | キャッシュレス決済比率 |
韓国 | 96.4% |
イギリス | 68.6% |
中国 | 65.8% |
オーストラリア | 58.2% |
カナダ | 56.3% |
日本 | 26.8% |
「現金主義」といった言葉の通り、日本人は現金を手元に置いておきたい傾向がありますが、金融資産内投資比率を積極的に高めていく必要があると私は思います。
投資商品や投資手続きもシンプルなものが増えてきました。
スマホに最適化されたUIによって、その手順や手続きに関しても簡略化されています。
『投資』は私たちのスグそばにいます。次は、私たちのスタンスを変える番です。
これまでも繰り返しお伝えしていますが、投資の原則は『長期・積立・分散』です。
これを投資の3原則といいますが、この原理原則を守りながら投資を進めていけば、いずれ大きな成果となってくるでしょう。「ああ、投資をやっていてよかった」という日がいつか必ず訪れます。
元々、この投資の3原則は、値動きの大きいものに対する投資のスタンスを表現したものになります。
価格が高い時も低い時も一定の金額を積み立てるようにして投資を継続していきます。考え方によりますが、低い時も悲観せずに、多く購入できるチャンスだと思えばいいわけですね。
焦らず、長期的な視点で虎視眈々と積立てていきましょう。
ここで、他の投資先の投資方法について解説しても仕方ないので、不動産クラウドファンディングにおける『長期・積立・分散』とはどのようなものなのかをご説明します。
いきなり結論になりますが、トモタクが募集しているような不動産クラウドファンディングでは長期投資できるようなファンドはほとんどありません。
不動産クラウドファンディングや不特法商品(面前取引型)には大きく二つのタイプがあります。
一つ目は匿名組合型契約、そしてもう一つが任意組合型契約です。
匿名組合型契約とは、事業者と出資者との間で締結する契約のことをいいます。
『匿名』や『組合』というワードから、グループのようなものを連想してしまいがちですが、決してそんなことはありません。
匿名組合型契約型のファンドは出資を投資の一環として考えている投資家におすすめです。
また、投資経験の浅い投資家、投資未経験者でこれから投資をはじめようとしている方で不動産クラウドファンディングに出資しようと考えている方は、特別な事情がない限りは匿名組合契約型のファンドを選ぶことをオススメします。
任意組合契約型はどうでしょうか。
任意組合型の場合は、相続税対策を意識して出資する投資家が多いです。
不動産税制が適用されるため、現物不動産と同様の税制が適用されます。不動産時価よりも相続税評価額は低くなる傾向がありますので、評価圧縮効果によって相続時には不動産税の恩恵を受けることができます。さらに、所得税の確定申告では減価償却費を計上することもできるため節税効果につながります。
相続する人が、少し先を見据えて投資をしたり、節税効果を期待して投資をするなど、投資家の属性もやや異なります。
そして、一口あたりの金額も100万円や500万円といった高額になるケースが多く、運用期間も10年単位のものが目立ちます。
任意組合型は長期投資ができて、匿名組合型は短期投資になる。
なので、匿名組合型は『投資の3原則』には合わない!と思われた方も多いのでしょうか。
そんなことはありません。
匿名組合型のファンドでも”長期的”に運用することが可能です。
匿名組合型のファンドの運用期間は数か月~3年程度と短期投資が中心ですが、ファンドによっては再組成されるものもありますし、運用が終了しても次々に新しいファンドが公開されます。
償還された元金と利払い金額を一緒に次のファンドに投資することを繰り返せば、長期的な投資にもなりますし、複利的な投資も可能になるわけです。
そうすると「運用期間を長くすればいいじゃないか!」という声が聞こえてきそうですが、今や時代がもの凄いスピードで変化しています。
インターネットやスマホで出資も完結できるようになるなど、出資までの手間もだいぶ軽減されるようになりました。
時代の変化に対して、柔軟であるためにも、運用期間を長期にすることは、そこまで大きなメリットではないと私は思っています。
資金の流動性を担保しつつも時代の流れに則した投資商品を提供することが事業者の役割だと考えています。
積立投資は、不動産クラウドファンディングが最適です。
匿名組合型のファンドは、最低出資金額が1万円~だったり、10万円~だったりと、少額に抑えられているのが特徴的です。
ファンド募集をスタートして”即完売”となるケースが多く、頻繁に新しいファンドが組成されて募集されています。
ですので、3月に10万円投資して、4月も10万円、5月も10万円のように、毎月一定額を貯金するような感覚で投資することができます。
さらに、ファンドによっては預託制度を取り入れている事業者もありますので、毎月10万円は無理だとしても、その半分の5万円を口座に入れていき、10万円になる二か月に一回のペースで出資していくのも面白いと思います。
前回のブログ『不動産クラウドファンディング | デポジット(信託銀行制度)ってどのような仕組み??』で解説している通り、投資していない資金については、信託銀行の口座で分別管理されています。
ですので、事業者に万が一のコトが起きても、きちんと保護される点も安心してお金を預けられる理由です。
他の投資や他の事業者のファンドを織り交ぜながらでも結構です。
ぜひ、不動産クラウドファンディングを活用して積立投資を始めてみて下さい。
不動産クラウドファンディングは少額投資が可能なため、結果的に分散投資もしやすい状況にあります。
様々なファンドが頻繁に組成され募集されているため、一つのファンドに100万円投資するのではなく、10種類のファンドに10万円ずつ投資するような分散投資ができます。
トモタクだけではなく、他社様のファンドにも良質なファンドがたくさんあるので、トモタクと他社様のファンドを組み合わせて、事業者の分散をしたり、不動産クラウドファンディングと株式投資、不動産クラウドファンディングと投資信託のように、異なる種類の投資でアセットミックスを構成するのも非常に面白い方法だと考えています。
トモタクへの投資をきっかけにして、投資に興味を持っていただき、色々な商品を比べてみて下さい。
今回は投資の3原則(長期・積立・分散)に着眼しながら、投資を継続することの重要性を説明してきました。
多くの人が誤解しがちなのが、急いで結果を求めすぎてしまうことです。
この3原則の中で、私が特に重要だと思うのが長期的に投資を続けることです。
無理をして資金の大半を投資に費やしてしまうと、投資の行く末を常に案じながら過ごすことになりかねません。
そんなソワソワしながら投資をするのではなく、毎月、無理のない程度に投資を継続していきながら資産形成をしていって欲しいなと思います。
無理なく継続的に投資し続けることについては、以前にも書かせていただきました。
多く読まれている記事ですので、一度目を通していただけると嬉しいです。
参考記事:【初心者でもできる】100万円を200万円にするたった一つのシンプルな方法とは?(https://www.tomotaqu.com/topics/asset-management/1169/ →)
難しい知識や専門的な情報は必要ありません。
再現性の高い投資方法は『少額投資を継続すること』です。
これに尽きます。
継続は力なり!です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
トモタクでは、クラウドファンディング化によってファンド組成の頻度を上げていく予定です。
ファンドの募集状況については、ファンド一覧ページ(https://www.tomotaqu.com/fund_list/ →)をご確認下さい。
オンライン完結型のファンドに出資する場合は、投資家登録が必要になり予めデポジット口座への投資資金の振込(※先着順の場合)が必要になります。
投資家登録の手順は、会員登録後、住所や電話番号などの基礎情報をご入力いただき、本人確認手続き(外部サイト)へ移行し手続きを完了させる必要があります。
マイページの「入出金」ページに「トモタクへの入金」をクリックして振込先が表示されていれば投資家登録完了です。
残りは、デポジット口座に投資資金の振込を済ませて募集開始時に出資手続きを行います。
まだ、会員登録がお済みでない方は、この機会にぜひお済ませ下さい。
会員登録はこちらから(https://www.tomotaqu.com/mypage/email →)