不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
少額をコツコツ投資することで、将来、「コツコツ投資をして資産運用をやってきてよかった~」と思える日が来るでしょう。
将来の自分の姿など誰も予測することができないわけですが、資産運用の世界では不確実な将来を確実なものにすることができます。
それは、あなたのお金の一部を投資に回して資産運用をするということです。
お金に対する不安は、多くの方にとって悩みの種であるというものです。ですが、将来に向けて資産形成に向けた計画を立てて、それにそって実行することで、長い道のりがハッキリと見えてくるようになります。
あなたはこれから投資と長い年月をかけて付き合うことになるわけですが、投資を長く続けるためにはどうしたらいいのかを考えていくのが、今回のテーマです。
私たちは投資には大きく3つのタイプがあると考えています。
これら3つのタイプを比較することにより、あなた自身がどのようなタイプの投資をすればよいのかが分かります。
まず最初に投資といえば『一攫千金』をイメージする人も多いと思います。
株式投資がその最たる例です。株式投資は、企業の業績や将来性に対して株価が低いタイミングで購入して、株価が上昇したタイミングで売却することで利益を出す投資手法になります。
チャートの動きを分析して、過去のトレンドやパターンなどを把握、分析することで、今後の株価を予想するテク二カル分析と企業や国家の経済動向を分析しながら株価の動向を予測するファンダメンタル分析があります。
どちらも一定レベル以上の高度な知識と技術が必要になるため、初心者が流行りに乗って、特定の銘柄に手を出すととても大きなリスクを伴う投資です。
これらの投資を行なうのであれば、相場がいいときも悪いときも、その銘柄を持ち続けることができる”握力”と一定の資金力(十分な余剰資金の中で投資すること)が必要になると思います。
短期的な売買を繰り返すような”デイトレード”については、専業でできる方が行なうのならよいでしょうが、普段は会社の仕事をされている方は、相場の動きも気になるでしょうし、個人的にはあまりおすすめできません。
このタイプは、一定額以上の資産を有する資産家が自らの資金力を武器にして、リスクの低い投資商品に対して、その資金力で利益”額”を稼ぐというような手法になります。
国債や社債などの債権がそれに該当します。他にも資産家にしか紹介されないような特別な投資商品もあるかと思いますが、そういった手堅い投資先に対して大量の資金を投資することで、利益額で勝負する手法になります。
資産を安全な投資先に投資して、低い利回りではあるが、非常に手堅い運用を行なうことになります。
大きなリスクを背負いたくない方、資産が少なくこれから大きくさせていきたいとお考えの方は、このタイプに分類されます。
最初にご紹介した『一攫千金タイプ』の方の多くは、本来はこの『少額コツコツタイプ』が最適な手法なのですが、一度や二度は『一攫千金タイプ』の投資をしてしまうのが実情です。
この『一角千金タイプ』の投資で大なり小なりの失敗をしてから『少額コツコツタイプ』の投資をスタートさせます。
この『少額コツコツタイプ』の投資には不動産クラウドファンディングやNISAや積立NISAなどが含まれます。
このような方にとって、『少額コツコツタイプ』の投資は最適です。
NISAや積立NISAについては、『30代サラリーマンはどのように資産運用していくべきか?』『NISAの非課税枠を使い切ったらあなたはどこに投資しますか?』で詳しく書いていますので、ぜひ一度チェックしてみて下さい。
今回の記事では、少額をコツコツと投資していくことで長期的な視点で資産運用を行っていきたい投資家にフォーカスします。
多くの方にとって最適な投資は、少額をコツコツ投資する方法ではないでしょうか。
株式投資などを経験されたことがある方ならお分かりかと思いますが、一攫千金を目指す投資手法は、大きなリスクが伴い、最終的にはうまくいきません。
また、資金力で勝負するような低利回りの安定金融商品に関しては、金融資産が潤沢にあるような投資家にしか適していません。
このような背景からも一般的な投資家にとって最適な投資手法は、少額を長期的にコツコツと投資していく手法になります。
少額投資は多くの投資家にとって最適な投資手法であると私たちは考えています。
なぜ『少額投資』が最適なのでしょうか。
それは、あなたにとって無理なく負担なく始められ、続けることができるからです。
過去のブログでも繰り返しお伝えしてきましたが、将来に向けた資産形成のために投資をしても、現在の暮らしにおいて「常にお金がない」といった状態は避けたいところです。
トモタクで公開させていただいている過去のブログ『投資デビューは少額投資がおすすめ【リスクが不安な人向け】』の中で、少額投資がおすすめな理由をご説明しています。
そのような状態になってしまえば、どうでしょうか?投資が辛く苦しいものになってしまわないでしょうか。そうではなく「投資が楽しいもっと投資したい」という状態をご自身で作り出してあげて下さい。
腹八分目という言葉がありますが、「もうちょっとお金を出したいんだけどな・・・」このような状態を常に保ち続けることが長く続けることができる秘訣なのではないかと思います。
少額投資は続けなければ意味がありません。
ですが、少額投資だからこそ、あなたは投資を長く続けることができて、当初の計画のように大きな資産を形成することができるようになるわけです。
少額投資が最適な理由は、無理なく、長く続けることができるからです。
あなたのお金を毎月積み立てるような感覚で投資することが、投資を長く続けることができる秘訣だとお伝えしました。このセクションでは”投資先”についての話になりますが、何に投資していけばよいのかを考えていきます。
コツコツ投資できる商品の代表例としてはNISA・積立NISAがあります。
これらは、年間一定額の非課税枠がありますので、その範囲内の投資による利益については税金がかかりません。
NISAの場合は年間120万円、積立NISAについては年間40万円です。
特に、積立NISAに関しては、2018年~2042年の最長20年もの期間が設定されているため、お金を積立ながら資産を形成していくには最適な商品だと言えます。
一方で、投資先については株や投資信託に対して非課税枠が適用になります。株に関しては先ほどお伝えした通り、相場変動のリスクが大きく、短期的な投資には不向きですが長期的な運用を考えているなら、そこまで気にする必要はありません。
NISAの詳細や非課税枠に関する情報については、先日公開させていただいたブログ『NISAの非課税枠を使い切ったらあなたはどこに投資しますか?』の中で詳しく書いていますので、ぜひご確認下さい。
変動リスクが極めて少ない投資先の代表格として、不動産特定共同事業(以下、不動産クラウドファンディング)があります。
不動産クラウドファンディングは、最低1万円から出資することが可能で運用期間も1~3年の短期で運用できる商品が多いのが特徴です。これから投資デビューを考えている方や積立NISAの非課税枠を使い切ってしまった人、過去に色々投資をした経験はあるがどれも長く続かない人にとって不動産クラウドファンディングは最適な投資先だと思います。
ファンドは収益不動産を中心に組成していますので、そこに入居者がいる限り商品として成立します。一つひとつの運用期間は短期のため一区切りつけることができますが、ファンドを繰り返し組成することによって中長期的に運用することができます。
近年、認知度も高まっているため投資家のニーズも高まっています。従って事業者は常にファンドの組成を迫られている状態に近く、投資家にとっては定期的にお金を積み立てるような投資が可能になっています。
このように不動産クラウドファンディングは、少額から始められて、相場の変動が少なく、お金を積み立てるような感覚で始められる投資商品です。
少額をコツコツ投資して手堅い資産運用で投資を長く続けるためには『不動産クラウドファンディングへ投資すること』が最もおすすめな方法になります。
私たち一般的な投資家にとって少額をコツコツと長期的に投資することが重要です。
投資家のタイプは『一攫千金タイプ』『多額投資タイプ』『少額コツコツ』タイプの3つに分類されます。
少額投資は、投資家にとって金銭的な負担が少なく、無理なく長く続けられるため、多くの人にとって最適な投資手法です。
その中でもコツコツと少額を長期的に投資することができる不動産クラウドファンディングは最適な投資商品だと言えます。