不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
こんにちは、不動産クラウドファンディングのトモタクです。
みなさんは地方不動産に投資することに対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
「都心部の不動産と比べて、利益が少なそう」
「都心の方が利回りがいいのではないか?」
このようなイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。しかし実は、そのイメージは少し違っているかもしれないのです…!
そのため、今回は地方不動産に投資をするメリットとデメリットを解説いたします。
また、併せて都心部と地方の物件、どちらに投資した方が良いのかも考察していきますので是非最後までお付き合いください!
関連記事:不動産投資で失敗しないためのポイント | キーワードは「需要・供給・競合」
まず、1つ目のメリットは「利回りが高いこと」です。
「えっ、地方の物件って利回りが高いの?低いと思っていた!」と驚いた方もいるかもしれません。
ではなぜ、地方の不動産は利回りが高いのでしょうか?
それは、不動産の購入金額が都心よりも安価であることが大きな理由です。これに加えて、地方でも中心部などの家賃が高めのエリアの物件を購入することにより、購入費用は安く、家賃収入は高くが実現できるのです。
次に、2つ目のメリットは「分散投資になる」ことです。
不動産投資において、物件が損壊してしまうことは大きな損失となってしまいます。そして、その損壊が最も起こるリスクとして考えられるのが「災害」です。
利益ということではなく、都心部の物件の方が最終的に見れば大きな金額が動くことになります。それに眩んでしまい、都心部の物件のみに投資をしてしまっていたとします。では、この場合に首都直下型地震などが起きてしまったら、都心で投資している物件全てが損壊してしまう可能性が高いのではないでしょうか?そうなれば、元本割れや損失が起きてしまうことにつながります。
では、もしも都心部だけに集中させず、地方の不動産にも投資していた場合はどうなっていたのでしょうか?
都心部の物件は被害を受けてしまいますが、地方の物件は被害を免れている可能性が高いと考えられます。
このように、地方の不動産に投資することは、リスクを分散させる分散投資につながるのです。
現在の日本では、都心に人口が集中する風潮が依然として続いています。地方への移住を自治体が応援してはいますが、なかなか人口集中が解消されていないのが現状です。
そのため、地方ではそもそも不動産に入居する可能性のある人口が少なく、空室のリスクが都心よりも高くなってしまいます。
こちらも、地方より都心の方が人口が多いことに起因しています。
都心よりも地方で物件に入居したい人が少ない、ということはつまり不動産自体の需要が低いということです。
そのため、空室続きなどのためもう物件を売りたい!となっても買い手が見つかるまで時間がかかってしまうことが予想されます。
前述の地方不動産にメリットデメリットがあるように、都心部の不動産にも同じくメリットデメリットが存在します。そのため、どちらか一方がより優れた投資先であるとは言い難いのです。
そこで、おすすめしたい方法は、不動産クラウドファンディングで都心部の不動産ファンドと地方の不動産ファンドの両方に分散投資をする方法です。
なぜなら、不動産投資ではいくつもの物件を購入し管理することに莫大なコストがかかってしまいますが、不動産クラウドファンディングなら1口最低1万円から投資をすることができるからです。