不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
こんにちは、不動産クラウドファンディングのトモタクです。
今回は、家族をお持ちの30代女子向けに「早期FIREってよく聞くけど、そもそもFIREとはなにか」について解説します。
「投資で早期FIREを目指したい!」
「でも、そもそもよく聞くFIREって何なの?」
と考えている方は意外といるのではないでしょうか。
この記事では、投資で目指すFIREについて簡単にまとめていきます。忙しい家事の合間に、さっと目を通していただけると幸いです。
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日本では昨今、年金問題や定年年齢の引き上げ、終身雇用制度の崩壊など、会社勤めや老後資金の問題が多く噴出しています。
そんな状況であるため、
「会社勤めに金銭的に依存せず、個人の収入源を持ち、経済的に独立する!」
「もっと若いうちから自由な時間を手に入れたい」
といったFIREに共感する人が日本でも年々増加しています。
FIREは、もともとアメリカで発祥し、海外で流行している考え方。これは略語であり、「Financial Independence / Retire Early」の頭文字をとっています。日本語に訳すと、「経済的独立 / 早期リタイア」となります。
内容は見出しのように、会社に経済面を頼らず個人で経済的独立を果たし、会社を辞めて自由を手に入れようというものです。若い時間を会社に縛られることなく、個人の自由な活動に使いたいという自由の国アメリカらしい柔軟な考えですね。
日本では一昔前まで、終身雇用が一般的であったためFIREは浸透しづらかったのではないでしょうか。
しかし、現在は終身雇用制度は形骸化し、転職も一般化しています。そのため、アメリカのように個人が自由にキャリアや人生の時間の使い方を選択できるようになってきていることがFIREの広まりにつながっているのでしょう。
次に、FIREのメリットとデメリットを解説します。
FIREのメリットは、何といっても会社に縛られない分自由な時間が手に入ること。会社員として会社に勤務していた時間はなくなり、その分自分の趣味や家族との時間などに時間を割くことができます。
そして、もう1つのメリットは、不労所得で生活するため働く必要がないこと。これにはFIREの種類も関わってきますが、完全に会社を退職して不労所得で生活する完全FIREであれば働く必要はありません。
反対にFIREのデメリットは、まずFIREを達成するために必要な大きな資産を築くことが大変ということ。毎年の生活費によってFIREに必要な資産は変わりますが、何千万という大金を貯蓄する必要があります。
そして、もう1つのデメリットは、今まで会社から毎月決まった資金が得られていた安定感がなくなること。資産運用による不労所得にはリスクもあり、例えば株式投資などでは株価の下落により資産が大きく減ってしまうことも起こり得ます。
FIREをするためには、会社から給料をもらえなくなるため、一定の資産と今後の不労所得の見込みが必要になります。
そこで、どのくらいの資産を築けばFIREが可能なのかを測る考え方として、「4%ルール」というものがあります。
「4%ルール」とは、年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費をまかなえるという考え方だ。年間支出が仮に250万円なら、6,250万円の資産を築いて年利4%で運用すれば、理論上は資産を維持したまま生活できるというわけだ。
しかし、この4%ルールは資産全てを資産運用に回すことが前提となっていることに注意が必要です。つまり、年利が出るまでの生活費を、4%ルールの資産以上に予め別に確保しておく必要があるということです。
比較的安定的に利益を生み出し続けることができる不動産クラウドファンディングの仕組みは、FIREの資産運用の選択肢にもピッタリです。
FIRE後の資産運用では、何よりも総資産が減ってしまうのは避けたいことです。そこでリスクをできるだけ避けるために欠かせない分散投資も、1口が1~10万円からと少額投資が可能なことにより簡単に行うことができます。
そして、4~8%の高めの利回りで長期投資を行うことで、長い期間を安定的に資産運用することができます。加えて、出資後は投資家側で物件の管理の必要はなく、株価などの値動きもないため毎日チェックする時間も必要ありません。
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いかがでしょうか。
ここまで読んでいる方は、近年日本でも広まりを見せているFIREとはなにか理解できているはずです。
新しいキャリアや人生の選択肢として、FIREを考え、不動産クラウドファンディングで目指してみるのも良い挑戦だと思います。