不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
私たちは、10万円から不動産投資家にを合言葉にスマホ1つで始められる、不動産クラウドファンディングを運営しています。
いつも応援ありがとうございます♪
今回から何回かに分けて、資産運用の基礎知識について紹介していきます。
不動産クラウドファンディングへの投資はだけでなく、株や投資信託、様々な現物投資を視野に入れている場合にも通用する考え方ですので、一読して損はありません。
ぜひ、最後までお付き合い下さい。
年金受給世代とは、一般的に年齢が65歳以上の方になります。
この世代のライフスタイルは多様になります。既に、仕事をリタイアしている方、パートや嘱託で働いている方、まだまだ現役としてバリバリ働いている方など、人によって大きく変わるのがこの世代の特徴です。ですので、資産運用に関しても”型に当てはめる”ことが難しいことも特徴の一つです。
そして、この世代の最大の課題は「健康寿命」についてです。
身体が元気なうちは働くことができますし、医者にかかることもほとんどありません。しかし、一度大きな病気を患ったり、足を悪くしたりしてしまうと、元気に働くこともできず、逆に介護が必要になったりします。
働くことで本来得られるはずの収入が途絶えてしまい、尚且つ医療費や介護費用がかかってしまう状況は非常に大きな負担になります。
そのためにも、これまで準備してきた資金と受け取る年金だけでなく、収入の柱を別で準備しておくことが必要になります。
一般的な年金受給世代の主な収入は国から支給される『公的年金』です。
受け取る年金額については厚生年金の支払総額、また企業年金基金の支払い状況によって人それぞれです。
年金の構造は3階建て構造です。
年金制度の3階建て部分の内、2階までが『公的年金』と呼ばれるものです。公的年金だけだと2階建てまでで企業年金と合わせて3階建てという構造になります。
公的年金を継続的にしっかりと納めることで、老後の収入は十分確保できます。ただ、現役世代に多くの年金を納めてきた世帯、つまり高所得世帯にとっては収入の落ち込みが非常に大きくなるわけです。
この割合を『所得代替率』といいます。
基本的には収入が落ちれば生活の質を下げることになるわけですから、相対的に貧しくなったと感じます。
「元気な間は、生活の質を落とさずにアクティブに活動したい」
あなたが望むようなセカンドライフを実現するためにも、年金以外の定期的な収入の確保が必要なります。
年金受給者はお分かりだと思いますが、年金の支給月は偶数月になります。偶数月に前月までの支給額と合計2か月分が支払われます。
ですので、収入が年金だけになると奇数月は収入がゼロになりますので、生活設計を2か月に1度の年金収入をベースに考えなければなりません。
受給金額にもよりますが、これだと少し心許ない気がします。
そこで、年金収入がない月の収入を少しでも増やすことができれば、全体的な収入も増えますし収入の頻度も増えます。
そこで不動産クラウドファンディングに分散投資します。
上の画像では、奇数月に50,000円の配当を受け取った場合の毎月の収入イメージです。50,000円は年金制度の1階部分、すなわち『基礎年金』の金額に相当します。
トモタクのファンド一覧をご確認下さい。
これまで組成したファンドの多くは利回りは5%を超えるものです。利回り5%の商品であれば、単純に600万円を6回に分けて分散投資します。きっちり奇数月に配当を受け取りたいあなたは、配当のタイミングなども考慮しながら出資するといいでしょう。利回りが6%のファンドであれば、6万円がインカムゲインとして受け取ることができます。
不動産クラウドファンディングは不動産投資を小口化して販売するものです。ですので、株式やJ-REITのように相場変動は少なく、究極のインカムゲイン型の投資だと言えます。
実際に、不動産クラウドファンディングを年金の上積みとして考えている投資家も多くいらっしゃいます。
年金受給世代の資産運用は不動産クラウドファンディングのような相場変動の少ない商品に投資するのがベターです。
年金受給世代の資産運用は不動産クラウドファンディングが最も適していると私たちは考えていますが、実際のポートフォリオはどのように構成するべきなのでしょうか。
過去のブログで、若者世代と不動産クラウドファンディングの付き合い方、ミドル世代と不動産クラウドファンディングの付き合い方についてご紹介しました。
年金受給世代の場合は、現在の資産がどのくらいあって、生活費や医療介護費用に毎年どのくらい必要か、葬儀費用などを含めて、どのくらいの費用がかかるのかを逆算しなければなりません。
例えば、現在あなたが65歳で90歳まで生きることを想定した場合、年金収入と現在の資産だけで暮らしていけるのかどうか?100歳まで生きる場合はどうか?105歳ならどうか?
このようにして未来から逆算して老後資金はいくらい必要なのかを考える必要があります。
ここで注意が必要なのは、平均寿命と本当の寿命には乖離があるという点です。
平均寿命(男性81歳、女性87歳)は、新生児~高齢者まで年齢別の死亡率をもとに計算されます。したがって、若いうちに亡くなるケースも計算に含まれることから実際の寿命よりもかなり低くなる傾向があります。よりリアルな数字だと、現在55歳~60歳の男性の2人に1人は90歳超、女性に至っては2人に1人が100歳近くまで生きると推定されています。
平均寿命がどんどん高齢化していることからも分かる通り、さらに若い人の場合は、より長生きする可能性があるわけです。
ですので、実際にはあなたが100歳近くまで生きることを前提したシミュレーションが必要になりますし、できるだけ現在の資産を”食い潰さない”ような運用が必要になります。
そのためにも、毎月の収入を増やすための自助努力が必要になります。高齢化するにつれて、勤労意欲や体力が衰えてくるのは致し方ありません。そこで、あなた自身が働くのではなく、お金に働いてもらうような仕組みを構築していただきたいと思います。
年金受給世代の場合、ポートフォリオの面では元金を増やすことを目指す必要はありません。
既に、纏まった資金があることが前提ではありますが、元金を増やすのではなく、配当を受け取ることで毎月の収入を増やし、極力資産を減らさない、取り崩さないことを目指す運用が理想です。
手堅い運用としては『債券』がありますが『債券』の場合は金利が低く、投資金額に対して多くの配当が期待できません。(参考までに、アメリカ国債10年で3%、日本国債10年で0.2%、イギリスで2%強です)
国債は3年、5年、10年と中長期的な運用ですので、資金の流動性にやや不満が残ります。
一方で、不動産クラウドファンディングの場合は、運用期間1年以内のファンドが資金の流動性が高い金融商品です。半年や1年先くらいのことであれば、年金受給世代であっても計画や見通しが立てやすいのではないでしょうか。
年金受給世代のポートフォリオでは『不動産クラウドファンディング』への出資を筆頭に、『配当型の投資信託』や『高配当個別銘柄』『債券』『現預金』といった形で構成するのが理想的だと考えています。
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