不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
10万円から始められる不動産クラウドファンディングのトモタクです。
スマホ1つで始められる気軽さが魅力の不動産クラウドファンディング。しかし、投資には変わりないので投資する前に確認することが大切です。
投資前に確認すべき点は大きく分けて3つあります。
前回、「ファンドの概要」についてご紹介しました。まだご覧いただいていない方は、ぜひ、ご覧ください。
今回は、「運営会社」に着目していきたいと思います。
自身の大切な資金を失ってしまうということがないように、見るべきポイントをご紹介します。
まず前提として、誰でも行える事業ではありません。不動産クラウドファンディングは不動産特定共同事業法に基づいた電子取引業務のことを指します。この不動産特定共同事業を行う場合には、不動産特定共同事業法に基づき、国や各都道府県の許可、もしくは登録が必要です。
クラウドファンディングを行うのであれば、ガイドラインをクリアしなければなりません。
始めるためには厳しい審査がありますから、どの会社もある程度は信頼があるといえます。
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先ほどもお伝えしましたが、不動産クラウドファンディングの事業を行うためには国や都道府県の許可もしくは登録が必要のため、ある程度安心して投資が行えるといえます。
とはいえ、その実態は運営会社によってさまざまです。
投資をする前に「運営会社」について理解することで、想定されるリスクに備えることもできます。大事な資金を預けるからこそ、その運営会社が信頼に値するかどうかの判断が重要です。
クラウドファンディングの場合には、サービスページに記載する必要があるため、多くはページの下部に表示されています。
不動産クラウドファンディングのリスクの1つに事業者の倒産が挙げられます。
倒産リスクの低い会社であるかを見ていきましょう。東証プライムなどに上場している企業の場合、比較的資本力が高く、倒産リスクが低いと考えられます。
また、資金をどう管理しているかも重要なポイントです。万が一を想定して、資産の保護を行っているかを判断しましょう。
創業してから長年経過していて、不動産事業の実績が多い会社も知識が豊富で信頼度が高いといえます。
ノウハウの豊富な会社は、立地や築年数はもちろん、周辺環境、土地面積や建物面積、テナントの属性や賃貸条件、契約期間、施工会社の情報などについての情報が詳細に開示されています。これらの情報は、さまざまなリスクを事前に想定することにも役立ちます。
不動産の運用・管理・売却の実績などを調査し、信頼できる運営会社を選ぶようにしましょう。
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運営会社によって、募集頻度は異なります。数か月に1回のところもあれば、月に2~3度募集されることもあります。
募集頻度が高ければ、それだけ不動産を運用・管理・売却の実績があるということになります。
どのぐらいの頻度で募集がされているのか、過去のファンドも確認するといいでしょう。
ファンドの概要がとても魅力的だからといって、それだけで判断することは危険です。
「運営会社」についても、投資をする前に確認することをおすすめします。過去のファンドの募集状況などからも判断ができるでしょう。
元本割れがあったのかなどを含めて、その運営会社が信頼に値するのかどうかを厳しい目で見てくことが、リスクを低減するためのポイントになります。
ぜひ、投資を行う前に「運営会社」もチェックしてみてください。