不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
こんにちは、不動産クラウドファンディングのトモタクです。
今回は、不動産クラウドファンディングが気になっている方に向けて、「不動産クラウドファンディングと株式投資の違い」について解説します!
「不動産クラウドファンディングを始めたいけど、株式投資と何が違うのかわからない」
「初めての投資を考えているけど、どっちに投資した方がいいの?」
そんな方に向けて、不動産クラウドファンディングと株式投資の違いを解説いたします。
また、最後に投資初心者の方におすすめな投資はどちらかについても解説いたしますので、是非お付き合いください!
不動産クラウドファンディングと株式投資は大きく5つの違いがあります。
それでは、それぞれの違いを詳しくみていきましょう。
まず、最初の違いは「値動き」です。
株式投資といって思い浮かぶのは、チャートのように時間によって株価が上がったり、下がったりする特徴ではないでしょうか。そのイメージ通り、株取引は時間によって刻一刻と1株の価格が変動します。
しかし、不動産クラウドファンディングでは、分配金が物件入居者の決まった賃料から配分されます。そのため、株式のように短期間での大きな値動きは起こりづらいのです。
2つ目の違いは、「流動性」です。
株式では、値動きを見極めながら売買が盛んに行われます。しかし、不動産クラウドファンディングは、最短でも1~2ヶ月の運用期間が設けられています。そのため、すぐに売却することはできず、解約金が発生してしまうこともあります。また、購入にあたっても株券違い、不動産は発行などはできないためタイミングを逃してしまうと投資できないこともあります。
このように、売買において株式は流動性が高く、不動産クラウドファンディングは低いと言えるでしょう。
3つ目の違いは、「リスク」です。
短期間で大きな値動きが起こりうる株式と、値動きが安定している不動産クラウドファンディングではリスクに違いがあることは当然です。
しかし、不動産クラウドファンディングには優先劣後やマスターリース契約などの投資家を守る仕組みが存在しています。これらは株式では存在していないものです。
また反対に、不動産クラウドファンディングにも、不動産ならではの元本毀損リスクが存在しています。それは、自然災害や火災などで物件が損傷してしまうことによるリスクです。災害などで物件が損傷すると、入居者は生活できなくなってしまうこともあるでしょう。さらに、物件の修繕にも費用がかかります。
株式のように毎日起きるものではありませんが、起こりうる可能性があるリスクはあることを忘れてはいけません。
以上から考えると、リスクは総合的には出資者を守る仕組みのある不動産クラウドファンディングの方が低いと言えるでしょう。
4つ目の違いは、「手間」です。
まず、株式投資は前述してきたように毎日値動きがあります。そのため、自己判断で売買のタイミングを見極めるため多くの時間を株式投資に割くことになるでしょう。
しかし、不動産クラウドファンディングでは、不動産の管理は全て事業者が行うため、投資家は出資するだけです。大きな値動きなどはないため、値動きを確認する手間も、入居者を見つけたり、物件の管理をする手間も必要ありません。
5つ目の違いは、「株主優待と会社経営への参加」です。
株券を購入することによって、購入者は株主優待を受けることができ、株主総会へも参加することができます。
株主優待は、購入した株券の会社製品が割引になったり、商品がもらえたりとお得な特典となっています。
そして、株主総会は会社の運営を決める重要な会議です。会社の今後の方針や役員の選任や解雇も決議されます。
反対に不動産クラウドファンディングには、このような優待や運営への参加などはできないため、これらは大きな違いと言えるでしょう。
投資初心者の方には、値動きが大きな株式投資よりも値動きが安定している不動産クラウドファンディングの方が投資を安心して体験していただくことができると思います。また、手間もかからないため空いた時間で投資の勉強をするなどして知識を深めてみてはいかがでしょうか。
そうして、投資の経験や知識を積んだ後に、株式に挑戦してみるのも良いと思います。
いかがでしょうか。
不動産クラウドファンディングと株式投資の違いが少しでも理解していただけたでしょうか?
リスクをとって高いリターンを狙う株式とコツコツ安定した利益を積み上げていく不動産クラウドファンディング。
それぞれメリットとデメリットがあり、目的や目標に合わせた活用をしていきたいですね。
投資に興味のある投資初心者の方は、是非最初の体験として不動産クラウドファンディングからスタートしてみてはいかがでしょうか。