不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
不動産特定共同事業のトモタク、トピックス更新を担当させていただく桜井です。
これから10分ほど、貴重なお時間をいただければ幸いです。
投資の新しいスタンダード『不動産クラウドファンディング』の魅力は一体何なのか?
私と一緒に考える機会にしていきましょう。
我々がいつも皆さまにご紹介しているトモタクというサービスは、面前取引を前提とする不動産特定共同事業です。
「”面前取引”なんて難しい言葉を書かれても分からないよ!」という方もいらっしゃると思いますので、簡単にお伝えすると契約は紙と印鑑、そして契約書面のやり取りは郵送で行います!
という仕組みです。
一方で不動産クラウドファンディングでは、資料請求、本人確認、契約から投資、帳票の受け取りまでの一連の作業がインターネットで完結できるようになります。
投資家にとっては、書面の受け取りや契約書の作成などの手間やタイムラグがなくなります。これはある意味でとても大きなメリットです。
今や株式投資を始めとする様々な投資はネット完結するのが当たり前の時代です。
「トモタクよ令和の時代に何をやってんだ!”昭和”かよ!」と突っ込まれた方、多いのではないでしょうか。
私もはじめはそう思いました。。。
ですが『面前取引にはクラウドファンディングはない良さやメリットがあるという点がある』ということを、お伝えしておきます。
「令和の時代に何をやってんだ!!」と思われた方は、この点をご理解いただければ幸いです。
もし不動産特定共同事業が、面前取引型のサービスからクラウドファンディング型に変わった場合に、何がどのように変わるのでしょうか。
私は以下の3つの点が大きく変わると思います。
さらに、事業者においては、不動産クラウドファンディングによってバックヤード業務の大部分が自動化されるためサービスを成熟させることに注力できます。結果的には投資家の満足度を高めることにつながると思います。
電子取引による不動産クラウドファンディングによって、投資家の出資手続きのスピードが格段に向上します。
面前取引では、サイトを通じて資料請求を行い出資申し込みを行います。申し込み内容に基づいて作成された契約書が届いたら押印して事業者に返送します。
この際に、申込書類は郵便でのやり取りになります。メールや電子媒体を通じた申込みは、面前取引では認められていません。
実際に運用開始するまで、書面の郵送が最低2回発生することになるのです。
面前取引では、どんなに急いでも3日ほど時間を要しますし、通常1週間くらいはかかります。
これが、不動産クラウドファンディングでは数時間あれば『手続き完了』となりますので、スピード感は飛躍的に向上することになるわけです。
不動産クラウドファンディングによって、出資完了までのスピード感が飛躍的に向上することはお伝えしました。
スピード感が上がるということは、ユーザの利便性が高まるということです。
これによって、いい意味での『手軽さ』が増して、「投資=難しい」という先入観をいだいていたユーザへの訴求ポイントとしては十分です。
また、事業者側のバックヤード業務も大幅に軽減されます。面前取引の場合、投資家の数に比例して、事務作業の業務量は増加してきました。
そのため、ファンド規模が大きくなると、1口あたりの最低出資金額を増やすこと、最低出資口数を増やすこと、もしくは事務員の数を増やすなどの対策を取らなければなりません。
取引の全てをインターネットで完結することができる不動産クラウドファンディングでは、ユーザは手軽に投資を始めることができ、事業者は業務負荷が大幅に下がります。
これにより、少額(例えば、一口1万円のような金額)から投資を始めることができます。
いきなり、大きな金額を投資するのは不安な投資入門者が積極的に投資を始めることができるようになり、投資家の裾野が大きく広がることになります。
不動産クラウドファンディングを始めると、これまでの投資家とは少々異なる投資家層の出資が目立つようになることが考えられます。
その理由は簡単です。
ファンドへの投資が手軽で簡単になるからです。
手軽になるということは、『手間が面倒だから投資をしない』と考える層を獲得することになります。手間をかけてでも投資する人は、それ以上のメリットを理解されている人になります。
投資のメリットを理解されるような人が気軽に投資できる土壌によって、新たな投資家を育てることに繫がり。この点は、社会的に重要な役割を果たすことになります。
不動産クラウドファンディングはその役割を担っています。
トモタクのファンド一覧をぜひご確認下さい。
これまで募集させていただいたファンドの多くは、年4回の配当、半年に1回の配当のように、定期的な配当による収入が期待できるものになっています。
年利も平均して5%前後を維持していて、超低金利時代の中ではかなりの高水準だと恐縮ですが自負しています。
不動産クラウドファンディングの配当形式は、『インカムゲイン型』と『キャピタルゲイン型』に分かれるか、両方の3パターンです。
土地を仕入れて事業を開発して高値で売却するような開発型のファンド以外に、テナントからの賃料収入によってファンド事業を成立させるケースが不動産クラウドファンディングでは多いですが、このタイプの多くはインカム型の収入を得ることができます。
はじめて投資をする人や、あまり投資に馴染みがないような投資家には、このような定期的なインカムゲインを得ることができる種類を選択することを私はおすすめします。
定期的に入ってくる配当によって、あなたの資産はミルミル増えていきます。
年利5%のファンドに100万円投資したとします。配当が年4回であれば、3ヶ月に一回の割合で、約10,000円が振り込まれます。1年後には4万円増えています。
こうやって、資産が増えていく過程を眺めながら喜びを感じていただくのも楽しみの一つだと思います。
募集されている不動産ファンドに出資した後は、その動向を気にする必要がありません。あなたがすることは『ただ待つだけ』です。
はじめて投資をするような人にとっては、投資したお金の行く末が気になってしましますが、気にしたところで、あなたに出来ることは何もないのです。
投資資金を事業者に預けたら、運用期間満了まで投資家は何もすることはありません。
不動産クラウドファンディングでは、資産状況や帳票類各種を閲覧したい場合は、自分専用のアカウントでログインをすれば、あなたの投資情報を確認することができます。
自分のペースで情報を見に行くことができ、重要な情報については事業者がメールなどで配信してくれる。
これほどラクなことはありません。
投資家は、余裕資金をファンドに投資するだけ、後は定期的な配当を受け取るだけ。配当を再投資に回すこともできます。
そういったプロセスを繰り返していくことで、複利的に資産が増えていきます。
配当のタイミングを意識した投資をすれば、毎月配当を得ることも可能です。
このような状況にまでなると毎月、不労所得を得ることができます。一つの勝ちパターンを構築された瞬間ですね。
不動産クラウドファンディングによる投資を始める際には、小さくても構わないので目標を設定することをオススメします。
一人ひとりライフプランによって達成したい数字はそれぞれ違います。
周りの人間やファイナンシャルプランナーがもっともらしく言っていることは、あくまで参考程度に捉えて下さい。
理想の老後生活は人それぞれ違いますし、生活水準も人によって変わってきます。趣味も違えば、家庭環境も変わります。100人いれば100通りのプランが組めるはずです。
うまく出来なくても構いません。早速、紙とペンを手にとって、あなたのライフプランを考えてみて下さい。
目標設定を作るにあたって一つアドバイスがあります。
ライフプランというと、老後のことや小さい子供が高等教育を受けるときのことなどを前提とした、中長期的な視点で考えるように言われます。
多くの人は、ライフプランと聞くと『我慢すること』を連想してしまいます。
その理由は、「何かを削減して、その削減した分を将来のために積み立てよう」このような提案が非常に多く、それが正義だと唱えられていることが非常に多いからです。
私は、お金を貯めることや増やすことを前提としたプランを強要することが非常に多い気がしてなりません。
お金を貯めること、お金を増やすことはとても重要です。
ただ、それ自体が目的になってはいけません。
「なぜお金を貯めて、お金を増やすのか」を改めて考えてみて下さい。
あなた自身の人生を豊かにして毎日を楽しく充実させるためではないでしょうか。
ぜひ、目標を立てる際には、短期的なスパンでお金を使う目標や計画を立てるようにしましょう。
その方が投資や資産運用がより楽しいものになると私は思います。
私たちトモタクも、いつかタイミングが来れば不動産クラウドファンディングを始めたいなと考えています。
トモタクファンドに投資していただいている投資家さんからも、電子取引を望むようなご意見をいただいています。
いつもありがとうございます。
トモタクというプラットホームを通じて、一人でも多くの投資家を創出して、資産運用の先にある実現したい未来に少しでも近づくことができるようサポートしていければと考えています。