不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
こんにちは、10万円から始められる不動産クラウドファンディングのトモタクです。
今や投資や資産運用といった言葉はすっかり浸透し、実際にやっている、やってないに関わらず、ざっくりとどのようなものかは分かる方が多いでしょう。
株式や不動産、暗号資産くらいの種類は言える方も少なくないと思います。
しかし今、投資業界では、このような具体的な投資商品の種類や手段というより、それらに投資した先にある目的やリターンを重視する傾向にあると思います。
そしてそのことこそが、今の投資や資産運用におけるトレンドと言えるのではないでしょうか。
今回は、近年、多くの投資家が注目し、判断材料としている投資のポイントについて解説します。
投資初心者の方にこそ、ぜひご覧いただきたい内容です。
2024年になって投資の話題といえば、日経平均株価の高騰が思い浮かぶ方もいるでしょう。
一時は4万円台まで上がりましたが、先日、1,000円近く急落しました。
日本の経済にとっては一大事ですが、投資に関してだけ言うと、初心者の方にとっては遠い世界の話に聞こえるかもしれません。
今回はあえて株式の話はせず、もっと大きなくくりで投資のトレンドを見たいと思います。
例えば今、投資業界で注目されているキーワードは、「持続可能な投資」、「暗号資産」、「テクノロジー関連の投資」、「グリーンエネルギーへの投資」などがあります。
これらのワードというのは、投資に限らず世界的に話題になっていると思いませんか?
そう、SDGsに関わる言葉が並んでいるのですよね。
要は、世界が目指すSDGs(持続可能な開発目標)という一つの指針に沿った企業やプロジェクトに投資することに関心が集まっていると言えるでしょう。
中でも一番大きなテーマとも言える「持続可能な投資」について詳しく解説します。
持続可能な投資とは、環境・社会・ガバナンスの3つの側面から企業やプロジェクトを評価し、資金を提供するかどうかの判断をする投資手法です。
それぞれの英語の頭文字を取って「ESG」とも呼ばれます。
3つの側面について詳しく見ていきましょう。
環境への影響を評価し、環境に配慮した事業やプロジェクトに投資します。
脱炭素技術、再生可能エネルギー、省エネ技術、クリーンテクノロジーなどがこれに該当します。
これらの開発プロジェクトや研究費、施設の建設費用などへの投資が考えられるでしょう。
投資先が社会的責任を果たし、社会的に寄与することを重視します。
労働条件の改善や人権問題への取り組み、地域社会への貢献が該当します。
例えば、女性役員や外国人労働者の雇用など、ジェンダーや人種による差別の撤廃・平等化の取り組み、街の緑化活動、公共施設の建設などが挙げられるでしょう。
企業やプロジェクトの統治構造や意思決定プロセスを評価し、透明性や公正さを重視します。
投資においては、そのプロジェクトそのものの情報はもちろん、リスクや運営に関することもクリアに公開されているかどうか、管理体制が十分であるかどうかなどに注目します。
企業の将来性や信頼性を考慮した投資の判断基準です。
持続可能な投資は長期的な価値を重視し、短期のみならず中長期的な視点からリターンを得ることを目指します。
多くの投資家がこれらの要素を取り入れて投資判断を行う傾向が強まりつつあり、企業側も、ESG情報を積極的に発信するようになってきています。
実は不動産クラウドファンディングも持続可能な投資となり得るポテンシャルを秘めています。
というのも、不動産は特に環境や社会の側面で大きな価値を生み出しやすいからです。
具体的には、グリーンビルディングやエネルギー効率の高い建物の建設、エネルギー消費の最適化や再生可能エネルギーの導入など、環境に配慮した事業やプロジェクトができます。
また、社会的な側面では、公共施設や災害対策施設の建設など、地域貢献性の強い事業がやりやすいのも不動産ならではの特徴と言えるでしょう。
これらの要素を考慮した不動産投資は、将来的な価値の向上やリスクの管理に寄与することが期待されます。
ESGの視点から見ても、不動産市場における持続可能な取り組みはますます注目されるでしょう。
そして、そうした取り組みに少額から参加できる不動産クラウドファンディングもまた、今後さらに発展していくことが予想されます。
では実際にESGの観点から見た場合、不動産クラウドファンディングはどのような商品を選べばよいのでしょうか?
不動産クラウドファンディングでは住宅や店舗向けの物件への投資案件も多いです。
こちらはシンプルに、その物件の入居者からの家賃収入から配当を得るイメージですね。
その他にも、宿泊施設やレンタルスペースなどを運営しながら、その運用益からリターンが得られるものなどもあります。
そして、こちらのパターンでは例えば、地域の古民家を再生して利用するプロジェクト、自治体が保有する空き地に公共施設を建設する官民連携プロジェクトなど、幅広く社会や環境に貢献する事業が展開されています。
こうしたプロジェクトに投資することで間接的に社会貢献にもつながり、また、需要のある事業への投資はリターンの可能性も期待しやすいと言えるでしょう。
もちろん投資ですからリスクはありますが、ESGに関する取り組みを積極的に行っている企業は、ガバナンスの面から見ても信頼性は高いと言えるのではないでしょうか。
近年、投資家はどの種類の商品に投資するか?よりも、どのプロジェクトへの投資に将来性があるか?を重視する傾向にあります。
環境・社会・ガバナンスの3つの側面から企業やプロジェクトを評価するESGという投資手法があり、それに関する情報公開を行う投資会社も増えています。
不動産投資は環境や社会に貢献できる要素が多く、中でも不動産クラウドファンディングは少額から投資できることから、社会貢献と資産運用が同時に、誰でも気軽にできる投資として今後ますます拡がっていくことでしょう。
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