不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
こんにちは10万円から始められる不動産クラウドファンディングのトモタクです。
前回、不動産クラウドファンディングで考えられるリスクについて紹介させていただきました。
今回は、物件を選ぶ際に考えていきたいリスクマネジメントについて書かせていただきます。
初心者の方ほど、リスクマネジメントが必要になりますので、ぜひ最後までご覧ください
リスクマネジメントとは、想定されるリスクを事前に管理し、不確実性であるリスクを最低限に抑えるプロセスのことを指します。
リスクマネジメントにより、予想されるリスクを確定することができれば、事前に備えることができます。これにより、リスクを最小限に抑え、投資の成功を図ることができます。
不動産クラウドファンディングであれば、物件選びや事業者の調査、資金調達の方法、利回りの計算などにおいてもリスクマネジメントが重要です。
今回は物件選びに着目していきたいと思います。
今回は物件の選び方でリスクを軽減する方法を考えていきましょう。
不動産投資においては、物件の現状が最も重要なポイントのひとつです。
いくら設備の整っていてキレイだとしても、入居者がいないことに家賃収入は得られません。首都圏など、人口が多く持ち家よりは賃貸物件を選ぶ傾向がある単身者が多かったり、人口が増加もしくは減少が少なく空室リスクが低いエリアを選ぶことが重要です。
また、最寄り駅から徒歩10分以内、利便性が高く、周りにスーパーやコンビニ、公共施設、病院、学校などの公共施設が近くにあるという地域を選択することも外せません。
物件選びの際に、地域の特性や物件の周辺状況の把握もしていきましょう。「賃貸ニーズのある場所に物件を選択できるか」でリスクを軽減することができます。
物件の運用を任せる管理会社の選定も重要です。信頼できる会社を選び、契約内容やサービス内容を確認しましょう。以下のポイントを見て判断していきましょう。
案件の供給数
案件の数は、重視したい点です。案件数が多い会社は、それだけ運用をこなしているということになります。その分経験も豊富ですし、何より投資家からの信頼も厚いと感じられます。案件の多さ、新規案件の募集頻度、募集金額の大きさは重要なポイントとなります。
不動産情報の開示
先ほどの地域の選定にも関わってきますが、この不動産の情報をどの程度開示しているかによっても、リスクを想定し、回避できるかが変わってきます。不動産クラウドファンディングの場合、実際に不動産を確認することは困難です。詳細な物件情報が開示されていれば、最寄り駅までの距離や商業施設の有無など地域の選定が行えます。さらに物件の住所や築年数がわかれば、公示地価と照らし合わせて物件の大まかな資産価値を知ることも可能です。判断情報が多いほど、リスクを回避しやすく、有益な投資が行えるようになるのです。
などを考慮し、どれくらいの収益を期待できるかを分析することもリスクを低減するために必要です。
分散投資はリスクを回避する上で行っていきたいところです。
所有している資産を複数の投資商品に分散して投資することをいいます。分散する方法として大きく3つに分けることができます。それは「資産・銘柄」、「時間」、「地域」です。
一つの投資商品に投資を行っていた場合、その商品で損失が出るとマイナスが増え、カバーすることが難しくなります。
しかし、二つの投資先があった場合どうでしょうか。一つ損失が出てしまったとしても、もう一つで利益が出れば、損失分を補うことが可能になります。
複数の物件に分散投資をしたり、投資の種類を分散することで、リスクを低減することができます。
不動産クラウドファンディングはリスクを抑えて、安定的な収益を得やすい投資です。しかし、さまざまな影響を受けながら市場は変わっていきますし、リスクは存在します。
リスクを事前に確定し、それに備え、準備することで回避できることがあります。
不動産クラウドファンディングにおいては物件の選び方が重要です。物件の選び方を理解し、リスクに備えることで初心者の方も投資を成功させることができます。
この記事を読み、物件選びの参考になったらうれしいです。
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