不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
この記事では、ご覧の様な「不動産クラウドファンディング」に対して疑問や不安を持った人向けの内容になっています。
バブル崩壊してから金利は下がり続け、現在では約0.001%の低金利となっている日本。預貯金の利息でお金を増やすことは見込めず、老後2000万円問題も相まって、将来や老後の生活に不安を感じている人は多いでしょう。
「資産を預貯金だけではなく、もっと有効活用したい」といったことから、資産運用に興味・関心を持つ人が増えています。
しかし、投資にはリスクが伴うものです。
「リスクが気になって、どうしても始められない」と不安に感じる人は多いでしょう。
ですが、リスクを極力軽減したローリスク・ミドルリターンな不動産投資「不動産クラウドファンディング」があるのをご存知でしょうか?
投資に関するノウハウや経験が無い初心者でも、比較的安全な資産運用が可能で、今注目を集めている資産運用です。
今回は「不動産クラウドファンディングとは何か?その魅力」について解説していきます。
不動産クラウドファンディングとは、ファンド(不動産)商品に企業が出資を募り、複数の出資者から資金を調達。企業は集めた資金で不動産経営を行い、得た収益を配当する資産運用を、オンラインで行えるサービスです。
最近、クラウドファンディングという言葉を見たり聞いたりする機会が増えてきましたよね。この不動産投資版になります。
不動産クラウドファンディングの魅力を簡単にまとめてみました。
不動産クラウドファンディングをおすすめする大きな理由のひとつが、資産運用の手軽さです。
口座と資金を準備すれば、不動産投資に関わる業務全般を企業が行います。このため、投資に関する知識やノウハウが無くても始め、不動産事業をする心配もありません。
また、運用が始まればWeb上で確認が可能。新たなファンド情報もスマホでいつでも確認できます。
もちろん、契約の際に対面となることもありません。今のご時世、特に気になる部分ですよね。
不動産クラウドファンディングがおすすめなもう1つの理由が、少額投資できることです。
契約する企業によりますが、1口10万円から始められます。
少額で始められるメリットがある一方、見返りが少なくなるのは事実です。
しかし、資産運用を誰でも手軽に始められる様になったことで、投資に関心を持つ人が増えています。
実物不動産投資最大のメリットでありリスクとも言える巨額の費用。
数千万円〜億単位を工面する必要があり、特に投資初心者にとっては不安で耐え難いでしょう。
一方の不動産クラウドファンディングは、複数の出資者から得た資金を運用するので、投資家1人の負担はグンと抑えられます。
不動産クラウドファンディングは、実物不動産投資のリスクである”巨額の費用・管理運用”を抑えつつ、メリットの”安定した収益効果”が得られる資産運用なのです。
「不動産クラウドファンディングを始めるには?」と興味や関心を持っている人もいるでしょう。
まずは出資先の企業を選んで資料請求、そして十分に納得頂いた上で契約するところから始まります。
ですが、不動産クラウドファンディング事業を行う企業も増えており、取り扱うファンドやサービスは異なるものです。
そこで、契約前に知っておきたい企業選びのポイント3つを解説していきます。
優先劣後システムとは、収益にマイナスが生じてしまう場合、出資者より先に運営者(企業)が出資した分から負担するという内容です。
例えば優先(出資者側)90%、劣後(企業側)が10%の場合、価格変動による影響で下がる収益は劣後10%(企業側)から負担していく流れになります。
もっと簡単に言えば、優先劣後システムがあることで、よりリスクに強くなるということです。
不動産クラウドファンディングでは企業がファンドを一覧で紹介しており、出資者は契約した企業が取り扱うファンドの中から選ぶことになります。公開されている主な情報は、ファンドの詳細、募集金額の出資額と予定年利、そして運用期間です。
予定年利は企業やファンドによるものの、およそ3%〜8%ほどで運用されます。
不動産クラウドファンディングのファンド詳細部分でポイントになるのは、自分が住みたいと思えるかどうか?です。
立派で真新しい物件でも、駅から遠くては毎日の移動が大変ですし、逆に駅から近くても周辺の環境・治安が悪ければ住み心地も悪くなります。
日本は地震や台風の多い国ですので、災害時に浸水や倒壊の恐れがあってもいけません。
不動産クラウドファンディングを行う企業が最近増えてきているものの、まだ世間に周知されていない部分もあります。
「不動産クラウドファンディングって何?」と感じた人もいるでしょう。
得体の知れないモノに投資をするのは気が引けますよね。なので、SNSなどを使い企業に対する評判・口コミを調べてみるのをおすすめします。
不動産クラウドファンディングの比較サイトなどもありますので、あなたにピッタリの企業を見つけることが投資の第一歩です。
「不動産クラウドファンディングは儲かるの?」と疑問に感じる人もいるでしょう。
ここで、不動産クラウドファンディングのメリットを紹介していきます。
上でも触れている通り、不動産クラウドファンディングが注目されている大きな理由は、安定した収益とリスク回避に優れたローリスク・ミドルリターンの資産運用が、少額で始められる手軽さです。
不動産クラウドファンディングは数ヶ月〜数年の短期運用が多く、売却益が狙えるのも魅力的なメリットと言えます。
他にも分散投資の選択肢としても最適で、不動産投資の優れた安定性は変わらず、投資初心者が最初に始める資産運用としてもおすすめです。
不動産クラウドファンディングでは、実物不動産を出資者が所有しないので、運営・管理に伴う対応はありません。
不動産クラウドファンディングにもデメリット(リスク)は存在します。
金融商品である以上、ノーリスクでは行えません。不動産クラウドファンディングを始める前に知っておきたいリスクをまとめました。
不動産クラウドファンディングにも元本割れリスクは存在し、不動産投資特有のリスクを伴います。
例えば、空室リスクや家賃滞納リスク、不動産周辺の環境変化に伴うリスクや災害に夜倒壊リスクなどです。
主な収入源は入居者の家賃収入なので、入居者が居なければ運営できません。
また、不動産クラウドファンディングでは、年に決まった回数で配当金が分配されます。この配当金が支払われる期日が決まっており、出資者はお金を好きな時に引き出せません。
なので、不動産クラウドファンディングで資産運用を行う際は、余剰金のみで行うことをおすすめします。
他にも、多数の出資者で不動産投資を行う特性上、人気の高いファンドには殺到する場合があり、希望するファンドに出資できない可能性があります。ファンドのスケジュールはよく確認しておきましょう。
何より、少額投資で始められるメリットは、それだけ収益を下げるデメリットとも言えます。実物不動産投資に比べてリスク回避には優秀ですが、リターンが少なくなるのです。
なので、高いリターンを優先したい人には不向きかもしれません。
投資である以上、必ずリスクは伴います。投資で大切なのは、いかにリスクを許容範囲に抑えつつ運用できるか?です。
不動産クラウドファンディングは、リスク回避と安定性に優れたローリスク・ミドルリターンの資産運用として注目されています。
「投資を始めてみたい」という初心者にもおすすめで、分散投資の選択肢としても最適です。
不動産クラウドファンディングのサービスはTOMOTAQUでも行っているので、ぜひ参考にご覧下さい。