不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
不動産小口化投資のトモタク、トピックス更新を担当している桜井です。
前回、不動産クラウドファンディングのメリットとデメリットに関する記事を書かせていただきました。この記事の中では、投資家に対するメリットとデメリットはもちろんのこと、事業者側のメリットとデメリットに関する情報も公開しています。
普段、投資家の立場にいるあなたは、投資家のメリットについては散々聞かされていると思います。ですが、事業者側にはどのようなメリットがあるのかについては、なかなか聞く機会がなくとても新鮮に思えたのではないでしょうか。事業者側のメリット・デメリットについても知っていただくことで、不動産クラウドファンディングに対する理解も一層深まり、自身の投資に関する知識も深まります。
もし『不動産クラウドファンディングのメリットとデメリットを徹底解説』を読まれていない場合は、ぜひ一度ご確認下さい。
資産運用は他人と比べるものではない
タイトルが『成功ノウハウ』という、ややキャッチーな感じですが成功の定義は一人ひとり違うということをしっかりと認識しなければなりません。
このことは、投資や資産運用の目的にも関係します。
例えば、20代、30代の投資家であれば、収入の柱を増やしたいと考えるでしょうし、40代、50代の投資家であれば、老後の準備資金として投資や資産運用を始めるかもしれません。さらに、60代、70代といった定年退職者であれば、年金の足しにしたいと考えるでしょう。
従って、投資や資産運用の目的や目標とする金額、さらに投資期間も大きく異なります。『成功の定義』は人それぞれなのです。
年齢や属性によって、投資の定義は大きく変わってきます。以降のパートでは、私たちが推奨する不動産クラウドファンディングの成功ノウハウについて提案していいましょう。
少額投資で有名なのがNISAやiDeCoといった少額から積立が可能な投資商品です。これらは国が創出した制度になるため、ぜひ加入したいところです。
IDeCoとNISAは税の優遇を受けられます。
例えばiDecoの場合は、住民税・所得税の減税、運用期間中に発生する利益には課税なし、一時金の受け取りが1,500万円まで課税なしです。
NISAも同じく税の優遇があります。
NISAの場合は、運用期間中(5年間)の利益が非課税になります。通常、株式投資などで得る利益や配当には20.315%の税金がかかります。これが非課税になりますので投資家にとっては非常に大きなメリットとなります。
iDeCo、NISAともに税金の優遇があります。まずは投資の柱としてぜひ始めて下さい。「そこは不動産クラウドファンディングでしょ!」といったツッコミを入れたくなった方もいると思いますが、国の制度には太刀打ちできません。iDeCoやNISAを軸にあなたのアセットミックスを構成していきましょう。
その上で不動産クラウドファンディングへの投資を始めていきます。
1万円ずつ投資することもできるのが不動産クラウドファンディングのメリット
1つ目の成功ノウハウは、不動産クラウドファンディングに無理のない範囲で少額から投資することです。
不動クウドファンディングのメリットの一つに『少額から投資ができる』という点があります。
ファンドによって、最低投資金額は異なりますが、一口1万円から始められる不動産クラウドファンディングもあれば、一口10万円から始められる不動産クラウドファンディングもあります。
先ほどお伝えしたiDeCoやNISAと比較して不動産クラウドファンディングには「あなたにとって都合のいいタイミングで好きなファンドに投資することができる」というメリットがあります。
ですので、少額から自分の好きなタイミングで投資すればいいのです。「今月は予定外の支出があったから出資は難しい」みたいな状況なら、出資することをパスすることも可能です。
ですが、不動産クラウドファンディングであなたが成功するために、少額でもいいので継続することを私たちは推奨しています。
そして、無理なく投資可能な金額を自分自身で決めて、各ファンドに分散して投資してみましょう。
例えば、トモタク8号ファンドは利回り8%の好条件のファンドです。このように条件がいいと、余剰資金を一気に投資したくなる気持ちになります。その気持ちも分からなくはありませんが、一度決めた自分の投資ルールを守ることの方が、最終的には投資で成功する可能性は高いと私は思います。
条件のいい商品だからと言って、余剰資金の大半を投資に費やし手元資金が無くなってしまうケースや、資金に余裕がなく元本の償還日が待ち遠しいような精神状態では上手くいかないでしょう。
そのような精神状態で投資をすると、償還後に次の投資ができず、結果的に不動産クラウドファンディングから得られる利益は少なくなってしまいます。
不動産クラウドファンディングで成功するためには、少額でも構わないので投資を始め、そして定期的に投資することが大切になります。
https://www.tomotaqu.com/topics/1290/
2つ目の成功ノウハウは、不動産クラウドファンディングで得た配当を再投資することです。
不動産クラウドファンディングの大半は、インカムゲイン(配当収入)によって資産運用を行います。
例えば、先ほどの利回り8%の商品に対して100万円を出資した場合の年間配当金額は80,000円(税引前)です。そしてこの80,000円の使い道は自由ですが、配当金額を再投資することで複利での運用ができます。
複利のパワーについては、以前もお伝えしていますが、中長期的な視点で判断した場合に運用の成果が大きく変わってきます。
過去にも様々な投稿で複利投資の威力を解説してきました。以下の記事では、不動産クラウドファンディングで資産を増やすためのシュミレーションを含めながら、複利投資の効果についてご紹介しています。
・超簡単!誰でもできる | 200万円を20年で2,000万円にするための方法とは?
・手元の100万円を投資するなら不動産クラウドファンディングがおすすめ
・【初心者でもできる】100万円を200万円にするたった一つのシンプルな方法とは?
配当の使い道は、誰かに制限されるものではなく使途は自由です。ですが、配当を再投資に回せば、それが元金に回り、お金は雪だるま式に増えていきます。
3つ目の成功ノウハウは、不動産クラウドファンディングを長期間続けることです。
世の中には様々なクラウドファンディング関連商品があります。これから不動産クラウドファンディングを始めるトモタクでも継続的にファンドを組成していく予定です。
何かのきっかけがあって始めた不動産クラウドファンディングです。ぜひ長期的に継続していただき、あなたにとってのの成功体験を得ていただきたいと思います。
投資の目的は人ぞれぞれですので、短期的な”小遣い稼ぎ”のようなものであっても構いません。ですが、資産運用として不動産クラウドファンディングを選ぶのであれば、長期的な投資であなたのお金を積み立てていくことを私は推奨します。
『継続は力なり』という格言がありますが、資産運用の世界でも同じことが言えるのです。
資産運用の原理原則は『長期・積立・分散』だと言われています。
一部の富裕層の投資手法とは異なり、一般的な投資家の場合はこの原理原則に従った運用方法をすることが成功への近道であることは間違いありません。
私たちは『不動産クラウドファンディングで成功するための3つのノウハウ』として、3つのノウハウをお伝えしてきました。
究極的にこれらのノウハウは、『長期・積立・分散』の考え方に基づきます。
この原則は、誰もが実行できる極めて再現性の高いノウハウです。不動産クラウドファンディングで成功するためには、あなたの意思と継続する力にかかっています。