不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
不動産小口化投資のトモタク、トピックス更新を担当している桜井です。
誰もが一度は考えたことがあるであろう、不労所得の作り方について、あなたと一緒に考えていければと思います。
働かずして、お金が入ってくる仕組みは、誰もが一度や二度は憧れたものです。
労働に対する対価以外にも、あなたの収入の柱を作ることで、金銭的な豊かさを保つための秘訣やノウハウは、いたるところに公開されています。
私は今回、不動産クラウドファンディングと不労所得について、さらには、不労所得を作るうえで不動産クラウドファンディングが最適な理由について紹介していきます。
不労所得について紹介する前に労働収入について考えていきましょう。
一般的に収入とは労働の対価として支払われます。あなたが、会社に勤務して労働という役務を提供する代わりに対価として賃金を受け取ることになります。
フリーランスや自営業者であれば、サービス提供や労働力を提供する代わりに報酬を受け取ります。
これが労働による対価です。
労働の対価は、自分の労働力が資本になりますので、ケガや病気、定年退職などで仕事ができなくなった時点で収入が途絶えてしまいます。
定年退職後は、年金を受け取ります。年金は不労所得の一種だと言われていますが、現役世代の方が病気やケガで働くことができなくなった場合を想定すると、とてもリスクが高い収入と考えてもおかしくありません。
さらに、労働とはあなた自身の時間を切り売りしているという考えにも行き着きます。
労働に時間を提供している以上は、あなたの時間を有効活用することが難しく、収入を増やすという発想にもなかなか行き着くことができません。
そこで新たな発想、すなわち労働以外の手段で収入を得るという発想が生まれてきます。
不労所得とは、労働による対価以外による報酬や賃金のことを指します。
労働以外にお金を稼ぐ方法があるの?と驚かれる方ももしかしたらいるかもしれません。私も昔はお金を稼ぐために一生懸命バイトを探していました。
お金をいつもよりも余計に稼ぎたければ、深夜に寝る間を惜しんでバイトを入れたり、土日にバイトを入れたり。このような発想に行き着いてしまっていました。
それを否定することはしませんが、このような発想が続いていてはいつまで経っても不労所得を得ることはできません。あなたはこれから少しずつ「お金に働いてもらう」ことが必要になってきます。
不労所得を得るには、お金に働いてもらわなければなりません。
お金に働いてもらうことで、労働による収入のようにあなたの時間が奪われることはありません。
労働収入とは別に新たな収入の柱を用意することが可能になります。
ズバリ、投資をするということです。
株式投資、債券投資、不動産投資、現物投資、投資信託、不動産小口化投資など投資にも様々な種類のものがあります。
投資によるお金の増やし方には、キャピタルゲインによる方法とインカムゲインによる方法があります。
キャピタルゲインとは、投資商品を売却したタイミングと出資したタイミングの価格の差益によって得られる利益のことをいいます。
出資対象の評価や価値が上がることで、自ずとあなたの資産価値が向上することになります。
キャピタルゲインは定期的な配当などはありませんので、その資産を売却しなければ収入を得ることはできません。
また、いくら投資商品の評価額が向上したとしても、後々評価が下がってしまっては、意味がありません。売却のタイミングを自分自身で見定めて、判断しなければならないという難しさがあります。
このようなことからも、キャピタルゲインは不労所得に分類することが難しいと私は考えています。
インカムゲインとは、株や投資信託、不動産投資の家賃収入など、配当や家賃収入など、資産を保有して運用する中で受け取ることができる収入のことをいいます。
これら定期的に入ってくる収入は、投資先商品に出資しているお金の大きさに比例して大きくなります。
株式投資では、例えばトヨタ自動車の株を100株購入すると、一株当たりの配当は48.00円です。なので1回の配当で4,800円を受け取ることができます。トヨタ自動車の場合は、中間配当、期末配当の年2回の配当が基本方針となっているため、年間で9,600円になります。
株価に変動はあるものの、2021年10月7日現在では、186,900円で100株購入することができますので、配当利回りは約5%ということになります。
このような運用を繰り返し行うこと、投資金額を増やすこと、さらに投資先を広げることで、不労取得はどんどん大きくなるということです。
不動産投資の場合はどうでしょうか。
毎月の家賃収入の中から、必要な経費、銀行への借り入れなどの返済を行い、残った金額が利益となります。
不動産投資で得た利益が、あなたの収入ということになります。
賃貸管理や不動産のメンテナンスなどを自分自身で行ってしまえば、それは労働の色が濃くなりますが、それらの業務をアウトソースすることで、あなた自身が直接的な労働をすることなく収入を得ることも可能です。
不労所得について考える場合は、インカムゲインをどれだけ多く受け取ることができるかを中心に物事を考えて進めていく必要があるということです。
株式投資や不動産投資などへの投資によって、配当や家賃収入を得られることが分かりました。
インカムゲインによる不労所得を目指されているあなたにとっては、とても魅力的に映るのではないでしょうか。
ただ、インカムゲインによる不労所得を得るための道のりは、そう容易いものではありません。
例えば、株式投資の場合、年2回などの定期的な配当を受け取ることが出来る反面、株価が大きく変動します。株価が上がれば含み益としていい状態になりますが、下がってしまえば、いくら配当を受け取ったとしても最終的な利益はマイナスになる場合があります。
これでは、投資をしない方がよかったよね。。。という話になってしまいます。
不動産投資についても同じです。
不動産投資の場合は、最初に不動産を購入しなければなりませんので、高額の自己資金を用意しなければなりません。その多くは、金融機関からの借り入れを通じて資金調達をします。
毎月の返済原資は通常、入居者からいただく家賃収入の中から工面します。もし、入居者があなたの賃貸不動産から退去してしまえば、その分家賃収入は減ってしまいます。
このようなケースが相次ぐと、自分の貯金を切り崩しながら返済をしたり諸経費を捻出しなければならず、不労所得どころの話ではなくなってしまいます。
この様なケースは一つのサンプルですが、不労所得を目指す人であれば、出来るだけラクにお金を稼ぎたいと考えるのは普通の心理です。
今回は、たまたま株や不動産投資の失敗例を出してしまいましたが、この次のセクションでは、さらに効率的な方法について紹介していきます。
不動産クラウドファンディングで募集している様々なファンドに出資することで、十分なインカムゲインを得ることができます。
ここで募集されている不動産商品の特徴は、市場に公開されていないという点です。
市場に公開されていないということは、まず相場の変動が発生しません。ですので、株式投資のように極端に評価額が下がるリスクがないため、安全に資産運用をおこなうことができます。
逆に、相場が大きく上がることもありません。なので、キャピタルゲインによる利益を上げることも難しいです。
配当についても1年単位で運用がされるファンドについては、年4回の配当をおこなっているところが多く、定期的な収入を得るという意味では非常に優れた商品になると思います。
商品の利回りに目を向けると、その多くは5%~6%前後の利回りで投資家を募集しているところが多いです。詳しくは、各サービスのWebサイトをご確認いただきたいのですが、ミドルリターンの投資として位置付けて問題ないのではないでしょうか。
他にも出資者保護のプログラムが充実しています。
退去者が発生した際に配当出来なくなることを予防するマスターリースや、運用期間終了後に対象不動産の評価損が発生した場合に備えた劣後出資などを採用しているファンドがほとんどです。
投資金額を増やすこと、さらに投資先を広げることで、不労取得はどんどん大きくなると冒頭で申し上げましたが、不動産クラウドファンディングへの出資を定期的に増やしていくことで間違いなく不労所得は増えていくことになります。
ですので、不労所得を増やしたい方、安定的なインカムゲインを受け取りたい方は、不動産クラウドファンディングに出資してみることをオススメします。