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長期の資産運用は抵抗がある | そんなあなたは短期運用を上手に繰り返そう

長期の資産運用は抵抗がある | そんなあなたは短期運用を上手に繰り返そう

不動産小口化投資のトモタク、トピックス更新を担当している桜井です。

 

資産運用の王道であり運用効率を最も高める手法として『長期・積立・分散』の原理原則が存在します。それでもあなたは、長期運用によって、投資したお金の自由度が低くなってしまうことを懸念しているのではないでしょうか。

 

長期運用に抵抗を感じる理由は?

  

  • 投資や資産運用にもの凄く興味はあるんだけど、10年以上もの間、お金を塩漬けにするのは抵抗がある
  • 運用期間を短めに設定しながら、状況に応じた投資をしたい
  • 今は10年以上も先の計画は立てられない

 

このように考えている方は多くいるんだろうなと私は思っています。私も同じような考えです。

 

将来が不安なのでお金をもっと身近なところに置いておきたい

 

これはとても理解できます。

 

ここ30年の歴史を見ると、10年サイクルで1990年のバブル崩壊、2001年のITバブル崩壊、2011年の東日本大震災、そして2020年の感染症のような外部環境の変化が必ず起きています。

 

私たちは、定期的に世の中が不安定になることを感覚的に知っています。

 

そのような状況で、一般投資家であるあなたは長期投資ができるのでしょうか。慎重にならざるを得ませんよね。

 

転職する可能性もあるだろうし

 

終身雇用、定時昇給を前提とした働き方であれば、定年退職から逆算して運用期間を目一杯伸ばすことも考えられたと思います。

 

でも今は時代が違いますね。

 

2021年は大手企業の人員削減計画が非常に目立つ年になりました。これは終身雇用体系が完全に崩れた年だと言っても過言ではありません。

 

転職する可能性を視野に入れた場合には、労働条件も給与条件もどうなるかは分かりません。

 

一時的に下がる可能性もあるでしょうし、何がどうなるかは誰にも分からないのです。

 

そういった状況に備えて、資産をより身近なところに置いておきたいと考えることは当然のことだと思います。

 

老後も大事だけど、今も大事

 

人生は一度きりです。

 

老後の事ばかり考えていると正直、気持ちが滅入ってしまいます。

 

中には、今の生活を充実させることで、老後生活が充実すると考える人もいると思います。

 

身体も元気で、メンタルの充実している若い段階で、色々なことに挑戦したいと考える人も多いでしょう。

 

そういった意味で、長期投資が活動の妨げになる場合もあります。

 

短期投資の良い点・悪い点

  

「長期投資が嫌なら、短期投資はどうですか?」という話になります。

 

ここでの短期投資は1年~3年の期間を指しますが、 これについても、やや課題が残ります。

 

なぜなら、1年から3年の運用をすることで、あなたのお金をあなたが満足いくほどに増やすことはできないからです。

 

100万円を一年で運用した場合

 

仮に100万円を1年間運用できる投資商品に出資したとします。年間利回りは5%です。

 

すると、1年間で5万円の配当を受け取ることができます。※ただし、税引き前の金額です。

 

100万円を一年間預けることで5万円を受け取ることができる金融商品はそう滅多にありませんので、それはそれで優れた金融商品だということが分かりますね。

 

問題は継続性がないということ

 

100万円を1年間に投資できるメリットは、5%の配当が受け取れること以上に、1年で元本が償還されるということになります。

 

これは、資金の流動性が高いという点において、とても魅力的に感じられます。

 

ただ、唯一の欠点が継続性がないということです。つまり、単発の投資なのです。

 

短期投資を繰り返すことは長期投資と同じこと

  

短期投資を一度行い、それで満足してしまえば、それは無意味なものになってしまいます。

 

ですが、短期的な投資を繰り返し自分の意志で行うことにより、それは長期的な資産運用へと変わるのです。

 

受け取った配当を再投資しよう

 

ここでのポイントは受け取った配当はできるだけ再投資に回すということです。

 

配当の使い道は人ぞれぞれですが、資産運用の観点で判断したら複利での運用が優れているに決まっています。

 

配当を再投資に回すことで、元金が増えていきますので、雪だるま式に資産運用ができるようになるのです。

 

短期投資を繰り返し行う場合は、配当も再投資することをぜひ意識して下さい。

 

新たな投資先は自分で探す必要があるのか?

 

投資した商品が満期を迎え、元本が償還された時点で、そのお金は自由なお金になります。

 

次の問題は、新たな投資先をどうやって見つけるか、ということになります。

 

次の投資先は自分で決めなければなりません。

 

この点はとても面倒な作業ではありますが、長期的な運用を嫌う感のあるあなたにとっては、この作業は面倒でも根気強くやるようにしましょう。

 

とはいえ、これまで投資していた事業者からは、次の投資先のオファーがあると思いますし、自分自身で元本償還の数か月前から目星をつけておくこともできますね。

 

次の投資先を見つけることは、そこまで難しいことではありません。

 

短期の運用を繰り返すことで長期投資と同じことになる

 

現時点で長期投資が難しいあなたは、運用期間が短い投資先を探して投資しましょう。

 

資産運用の世界では、長期での運用が推奨されていますが、短期投資であっても繰り返し運用することで長期投資と変わらないパフォーマンスを上げることができます。

 

長期間にわたって、自分が出資したお金をほったらかすことができないのは多くの人にとって同じです。

 

なので、自分で監視の目を光らせておき、常に新たな投資先を見つけておくようにすればよいのです。

 

短期の運用商品への投資を繰り返し行うことで、それは長期投資と同じことになります。

 

資産運用を長く続け、塩漬けにすることができるお金ができた時点で、長期投資を始めればいいのです。

 

そこからでも全然遅くありません。

 

不動産クラウドファンディングなんてどうですか?

  

短期的な運用を繰り返し行うことで結果的に長期投資とする方法は、先行き不透明な時代に最も適している投資方法ではないでしょうか。

 

10年満期、15年満期、30年満期なんて言葉をよく聞きますが、このような商品は流動性が低すぎだと思いませんか?

 

そう思われたあなたには、不動産クラウドファンディングへの投資を心からお勧めします。

 

余程の余裕資金があるなら話は別ですが、私は「お金は流動性があってナンボ」だと思っています。

 

急な資金需要が出た際に解約して、満額戻って来ない可能性についてもそうですが、将来、今よりも優れた投資商品が出たときに、その商品に乗り換えることができなくなる可能性がある、ということについても考える必要があるからです。

 

実際に、不動産クラウドファンディングの存在を初めて知ったときは、まさに目から鱗の状態でした。

 

私も、長期で運用している金融商品があるのですが、そのお金を不動産クラウドファンディングに回したいと思っています。ただ、今解約すると、これまで投資した金額の一部しか戻ってこないため断念せざるを得ないのです。

 

結果的に、少額をコツコツと投資させてもらっています。

 

どんな形であれ資産運用と長く付き合うことが大切です

  

世の中、様々な投資商品が存在しており、一攫千金を狙えると錯覚するような商品も多く出回っていますが、結局のところ、原理原則は一つしかありません。

 

『長期・積立・分散』が資産運用の原理原則だということを、私は何度も皆さまにお伝えしてきました。

 

その中でも、私が特に強調しておきたいのが投資の期間『長期』についてです。

 

無理なく、時間を使いながら、あなたのお金を雪だるま式に増やしていく。

 

これを実現するには、どんなにいい金融商品であっても、どんなにあなたが投資したい商品であっても、時間をかけなければなりません。

 

短期の商品であろうが、繰り返し投資を繰り返すことで、それが長期的な資産運用に変わります。

 

資産運用はどのような形であれ、時間を味方につけることが必要です。違った意味で『時は金なり』だといえそうです。

 

 

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