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単利と複利の違いとは? | 資産運用でこれだけは覚えておこう

資産運用
単利と複利の違いとは? | 資産運用でこれだけは覚えておこう

不動産クラウドファンディングのトモタクです。

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いつも応援ありがとうございます♪

今回から何回かに分けて、資産運用の基礎知識について紹介していきます。

不動産クラウドファンディングへの投資はだけでなく、株や投資信託、様々な現物投資を視野に入れている場合にも通用する考え方ですので、一読して損はありません。

ぜひ、最後までお付き合い下さい。

資産運用の用語-まずは単利と複利から

資産運用に関する専門用語ってすごく多く横文字や略されていることもあり分かりにくいと感じる人も多いのではないでしょうか。

4月より新社会人になった方は、これから資産運用を始めようと情報収集をしている最中かもしれませんね。

資産運用を勉強する中で最初に知っておきたい用語の一つに『単利』と『複利』があります。

この二つの違いをあなたはご存知でしょうか。

投資や資産運用を実際にやってみたり少しでも勉強したことがある方なら一度は耳にしたことがあるかと思います。

そのくらい、投資の世界では基本的且つ重要なキーワードです。

今回は「単利」と「複利」について解説していきます。

単利とは?

『単利』とは、元本に対してのみ利息を計算する方法です。

資産運用では、元本から得られる配当を再投資に回さない運用方法を単利運用といいます。

例えば100万円を年利5%で運用すると、1年後に受け取る配当は5万円です。その配当を再投資に回すことなく運用していくのが『単利運用』ということになります。

配当金は、浪費や消費、貯金するなどします。

ただし、そのような運用方法を続けても、あなたの資金は大きく膨れ上がることはありません。ですので、資産運用をより効率的に行うためには配当金を再投資することによって、”利の部分”を元金に組み込んでいくことが大切になってきます。

利息を再投資しながら、繰り返し運用することで資金を増やしていくことが単利での理想的な運用だと思っています。

一方で、短期から中期的な投資に多いので、近い将来に使う資金準備や長期運用投資のための資金作りには適しています。

複利とは?

『複利』とは元利に対して利息を計算する方法です。元利とは、"元"金と"利"息のことをいいます。

最初に出資した元金だけでなく、利息のお金も引き続き一緒に運用されます。

100万円を年利5%で運用すると、1年後に105万円になるところまでは単利と同じですが、2年目は元利での運用が行われ105万円が運用されます。

利息は、途中で引き出せる場合もありますが、複利運用の視点で考えた場合にそれは非常に勿体ないことです。

なぜなら、1年目は100万円の5%(50,000円)の配当だったのが、2年目には105万円の5%の配当(52,500円)、3年目には1,112,500円の5%の利益(55,125円)…といった形で、運用期間が長くなればなるほど、徐々に利益額が大きくなっていくからです。

複利視点で判断した場合には、時間を無駄にしているということになります。

よって、複利投資は長期運用を前提に取り組みますので、老後資金の準備に最適なのです。

ここまで違う!単利と複利

『単利』と『複利』の違いについて、なんとなく分かってきましたか。

  • 『単利』とは、元本に対してのみ利息を計算する方法
  • 『複利』とは元利に対して利息を計算する方法

ということになります。

それではここで、もう少し分かりやすく<100万円を年利5%で20年間運用する場合>で見ていきましょう。

単利運用の場合は、毎年100万円の年利5%が増えるので、5万円×20年=100万円が合計の配当額です。つまり、出資金も含めて最終的にあなたの元金は200万円になります。

複利運用の場合は、毎年、その前年の利配当額を上乗せした元利で運用しますので、運用期間に比例して配当額も増加します。

20年間で得られる配当額は165万3,287円です。

元金は265万3,287円になります。

その差はなんと65万3,287円です。長期間運用をするのなら断然『複利運用』の方が効率的です。

複利運用の場合は運用期間が長ければ長いほど、お金が雪だるま式に増えていきます。今回は20年でピリオドを打ちましたが、30年、40年と運用したら、430万円、700万円といった感じで加速度的にお金が増えていきます。

単利運用と複利運用を上手に使い分ける

ここまで読んでいただいた方は、資産運用は複利一択だと思われたのではないでしょうか。

資産運用の原理原則は『長期・積立・分散』です。そう、長期運用が前提です。ですので、資産運用を始めるのであれば、ぜひ複利運用を実践してみて下さい。

もちろん、単利運用にも”すぐに使える”というメリットがあります。

例えば、『海外旅行に行くための資金作り』『教育資金のための資金作り』『気分を高めるために購入するブランド品(投資的消費)』このような目的を達成させるために、少しでもお金を増やしたいといった場合には、単利運用の方が効果的だったりします。

お金とは目的を果たしてこそ意味があります。

老後資金も重要ですが、”今”使うためのお金を運用して準備することはもっと大事だったりします。

『単利運用』では不動産クラウドファンディングなら、運用期間が半年くらい~2,3年程度の短期間の商品も充実しています。

短期で運用して流動性の高い資金とすることが可能です。

『今の自分に使うためのお金』と『遠い将来のためのお金』は資産運用でもしっかりと分けて考えるようにするべきです。

まとめ

投資の目的によって最適な運用方法は変わってきます。

将来にも備えて、近い未来の為に必要なお金も準備するバランス感覚がとても重要になります。

長期間の複利運用をしながらも、短期間の単利運用をするのが、理想的な資産運用です。

現在では、銀行に貯金していることは、時間とお金を無駄遣いしていることと一緒です。

一定期間の生活費を残しあとは運用に回す。目的に合わせて『単利』と『複利』をバランスよく実践することを資産運用を始める際に考えてみて下さい。

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