不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
こんにちは、不動産クラウドファンディングのトモタクです。
昨年から、日本では年金や老後2000万円問題が話題になっていますよね。
皆様は老後に向けた資金の確保や貯蓄などをどのように計画していますか?この資産の貯蓄と聞いて、ある一定のまとまった額として1000万円を想定する方は多いのではないでしょうか?
「貯金はしているけど、1000万円はまだ到達できていないな…」
「どうしたら1000万円貯めることができるのか知りたい!」
今回は、そんな資産を築きたい方向けに「1000万円を貯める方法」について解説します!
1000万円を貯めるには、何が必要で、どんなことに取り組むことが効果的なのかを一緒に考えていきましょう。
こちらの記事も参考にどうぞ:
https://www.tomotaqu.com/topics/asset-management/earn/
最初から本題に入りますが、1000万円を貯めるには3つのことを意識する必要があります。
それでは1つずつ意識するべきことを確認していきましょう。
まず、自分の現在あるお金や、これから入ってくるであろう「お金を守る」ことが大切です。
それでは「お金を守る」とは、具体的に何をすれば良いのでしょうか?
それは、支出として逃げていってしまうお金を出来るだけ堰き止めること、つまりは節約・倹約です。
わかりやすく考えるために、お金を水にたとえて考えてみましょう。
どんなに資産を築いても、その資産が湯水のように流れ続けてしまっては、入ってくるお金は自分を通り過ぎるだけで貯めておくことはできません。資産を貯めようと考える時、最も最初に意識すべきなのは「いかに流れ出ていくお金を減らすことができるか」なのです。
貯蓄するためのプールを定期的に点検し、水漏れが起きてしまう穴が空いていないかを確認しましょう。
そしてその点検作業にあたるものが、「固定費の見直し」になります。
毎月必ずかかってしまう固定費は、いわばプールの排水栓のようなものです。そのため、そこから流れ出る水の量を調整することは節水のために非常に重要なことになります。
まず、固定費の見直しとしてわたしたちが取り組めることとしては、
上記のようなことが挙げられます。1000万円を貯める第1歩として、固定費の見直しをおすすめいたします。
そして固定費の見直しに加えて、日々の「節約」ももちろん意識が必要です。
このようなことを意識して、出ていってしまうお金である支出を必要最低限に抑えることを初めに取り組みましょう。
次に、1000万円を貯めるために意識すべきことは「収入源を増やす」ことです。
こちらは蛇口に例えて考えてみるとわかりやすいのではないかと思います。
一つの蛇口(会社からの給料)だけで1000万円のプールにお金を注ぎ続けるのと、2つ3つの蛇口から同時に注ぎ込むことができたとしたら、どちらが早くプールを満杯にすることができるでしょうか?
答えは、後者で、2つ3つの蛇口から同時に注ぎ込む方が早く貯めることができます。
では、蛇口を増やすためにはどうしたら良いのでしょうか?
収入源を増やす方法は以下のようなものが挙げられます。
1つの収入源では1000万円を貯めるために多くの時間がかかってしまうことが予想されます。
そのため、上記のような複数の収入源を持つことにより、貯蓄のスピードをあげることが可能になります。
最後に、1000万円貯めるために意識すべきことは、「お金に働いてもらう」ことです。
お金が働くってどういうこと…?と疑問に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。つまりお金が働く、というのは「お金がお金を生み出す、お金でお金を増やす」ということです。
もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、これこそが「投資」なのです。
では、さらに具体的な例で考えてみましょう。
1年間の手取りが300万円、年間の支出が250万円のAさんがいたとします。つまり、Aさんは1年間に50万円の貯金ができます。
それでは、50万円を毎年貯め続けて1000万円に到達するのは何年後になるでしょうか?
答えは20年後です。
では、上記の条件に加えて、もしAさんが50万円を年利5%で投資運用し続けていたら何年後に1000万円に到達するでしょうか?
毎月4万円を積み立て、年間48万円を年利5%の投資に回し続けることを考えると、
(引用:アセットマネジメントOne 資産簡単シミュレーション
http://www.am-one.co.jp/shisankeisei/simulation.html)
上記のシミュレーション結果から、14年と4ヶ月後には1000万円に到達できることがわかります。
つまり、貯蓄のみと比較すると、5年と6ヶ月も早く1000万円に到達することができるのです!
この場合、お金がお金を生み出した金額は264万円となっています。およそ⅓の金額をお金が働いて稼いでくれているということですね。
このように、ただ収入を貯蓄するのではなく、その貯蓄を投資に回しお金に働いてもらうことで実質的には労働せずにお金を増やすことができるのです。
「少額の投資では大した儲けが出ないから意味がないのでは?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、上記のシミュレーション結果からも分かるように、少額からの運用で十分運用益を生み出すことができます。
反対に、まとまった大きな金額の退職金を初めての投資資金として運用するのは投資経験と運用スキルが不足しているため大きなリスクになり得ます。
まずは少額の投資運用から始めて、投資そのものに慣れ、運用スキルを磨きましょう。
こちらの記事も参考にどうぞ:
https://www.tomotaqu.com/topics/real-estate-crowdfunding/early-retirement/
いかがでしょうか?
今回は、1000万円を貯めるときに意識したい3つの力について解説をいたしました。
社会制度が大きく変わろうとしている今、この先に備えて資産を貯蓄するというのは非常に堅実な選択だと言えます。
皆様も是非不動産クラウドファンディングを通して夢の1000万円を貯めてみませんか?